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全中2021

全中女子団体は貝塚二が四天王寺を決勝で下し悲願の初V!

【女子団体】◆準決勝
四天王寺(大阪) 3-1 横浜隼人(神奈川)
貝塚二(大阪)3-2 益田(島根)
◆決勝
貝塚二(大阪) 3-1 四天王寺(大阪)
○竹谷 9,-9,-7,7,7 高森
○上澤 -5,6,-8,12,8 山本
樋浦・倉嶋 -3,-1,-9 兼吉・萩原○
○篠原 6,5,8 伊藤
吉本    青木

ついに貝塚二が悲願の初優勝! 決勝でライバル四天王寺との大阪対決を制し、全中女子団体戦は劇的な幕切れとなった。1番は竹谷vs.高森の1年生対決。竹谷は1-2とゲームをリードされたが、すばらしい試合度胸で冷静かつ攻撃的にプレーして逆転勝利。そして2番がキーマッチとなった。上澤が山本に1-2とリードされ、4ゲーム目もマッチポイントを握られながらも集中力を切らさずに追い上げで逆転。最終ゲームはパワーのある山本に対して気迫のプレーで押し切って、値千金の勝利を挙げた。ダブルスは今大会非常に安定感のある四天王寺ペアが取ったが、4番で篠原がきっちりと締め、涙の初優勝となった。

上澤が山本から劇的な逆転勝利。優勝への貴重な1点となった

1年生の高森は前半起用に応えて勝利を重ねたが、決勝トップでは竹谷に惜敗

なお準決勝では、貝塚二と益田がラストにもつれる激戦に。トップで大崎が、3番ダブルスで田治米・南雲がそれぞれ接戦を制して勝利し、益田は貝塚二から2-1とリードを奪う。4・5番も好ゲームを演じ、惜しくも敗れたが、大きな存在感を見せた。

準決勝、貝塚二戦で逆転勝利を収めた田治米・南雲(手前)

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