8月7〜13日にかけて、ブラジル・リオデジャネイロで開催されたWTTコンテンダー リオデジャネイロ。日本からは及川瑞基(木下グループ)、松島輝空(木下アカデミー)、早田ひな(日本生命)の3選手が参戦し、早田と松島が決勝に進出。
早田は、1ゲームも落とさない完璧な内容で決勝に進むと、カットマンのベリストロム(スウェーデン)と対戦。1ゲーム目を奪わるも、2ゲーム目以降は、冷静な試合運びと持ち前の力強い両ハンドが光り、4-1で勝利。2022年のWTTコンテンダー アルマトイ(カザフスタン)以来となるWTTシングルス優勝を果たした。
一方、同大会に予選から出場した松島は、本戦1回戦でWTTコンテンダー リマで優勝したばかりのフレイタス(ポルトガル)に勝利すると、2回戦では李尚洙(韓国)、準々決勝ではオフチャロフ(ドイツ)、準決勝では趙勝敏(韓国)と実力者を相次いで撃破。
決勝ではファルク(スウェーデン)に2-4で敗れたものの、プレーには高い攻撃力だけでなく、粘り強さも加わった松島。今大会ではその確かな成長を証明する結果となった。
また、各種目入賞者は以下のとおり。
〈男子シングルス〉
優勝:ファルク(スウェーデン)
準優勝:松島輝空(木下アカデミー)
3位:趙勝敏、張禹珍(ともに韓国)
〈女子シングルス〉
優勝:早田ひな(日本生命)
準優勝:ベリストロム(スウェーデン)
3位:スッチ(ルーマニア)、B.タカハシ(ブラジル)
〈男子ダブルス〉
優勝:林鐘勲/安宰賢(韓国)
準優勝:李尚洙/趙大成(韓国)
3位:オルト/シフエンテス(アルゼンチン)、呉晙誠/趙勝敏(韓国)
〈女子ダブルス〉
優勝:申裕斌/田志希(韓国)
準優勝:崔孝珠/金娜英(韓国)
3位:スッチ/サマラ(ルーマニア)、シェルベリ/ベリストロム(スウェーデン)
〈混合ダブルス〉
優勝:林鐘勲/申裕斌(韓国)
準優勝:ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)
3位:張禹珍/田志希(韓国)、テオドロ/G.タカハシ(ブラジル)
写真提供:WTT
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