卓球王国 2022年11月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
全日本選手権2021

まずはプレー環境にフィット。伊藤美誠と早田ひなはストレート勝ち

●女子シングルス4回戦
伊藤美誠(スターツ) 3、7、9、4 森田彩音(デンソー)
早田ひな(日本生命) 6、10、10、8 川北帆香(正智深谷高)
大藤沙月(四天王寺高) 7、8、5、6 成本綾海(中国電力)
長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園) 5、8、6、−9、4 山下菜々美(浜松修学舎高)

女子シングルス4回戦、今大会の初戦を迎えた優勝候補の伊藤美誠、早田ひなはともにストレート勝ちを収めた。

伊藤のプレーは慌てず、騒がずといったところか。今大会は朝の会場練習もなく、まずはプレー環境に慣れていくことが第一。伊藤はバック・ミドル・フォアと様々なところから、様々なコースへ変化サービスを繰り出し、新しい卓球台でのサービスの精度を確認していた。対戦相手の森田もスーパーシード以外の選手では屈指の実力者。打球点の高い両ハンドで厳しくコースを突いたが、伊藤はフォアの「二度攻め」にもブロックやカウンターで落ち着いて対応するなど、終始冷静だった。

伊藤美誠、変化サービスはさらに威力を増している

早田は19年インターハイベスト8の川北にミドルを攻められ、序盤は攻撃のオーバーミスが多かった。3ゲーム目は4−9でリードされ、7−10でゲームポイントを握られたが、落ち着いて逆転。会心のボールは数えるほどしかなかったが、それでもゲームを落とさないのは成長の証(あかし)か。

序盤のミスをしっかり修正し、ストレート勝ちした早田

ジュニア2連覇の大藤は、左腕・成本の変化攻守を完封し、あらためて基礎レベルの高さを見せつけた。長﨑も4−1で初戦を突破している。

大藤のストレート勝ちは見事だった。一般でも台風の目となるか

関連する記事