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全日本卓球2021

張本智和は慎重な出足、4−1で初戦突破。

●男子シングルス4回戦の主な結果
森薗政崇(BOBSON) 14、7、−9、−9、10、11 篠塚大登(愛工大名電高)
龍崎東寅(明治大) 12、6、−7、9、−10、8 木造勇人(愛知工業大)
神巧也(T.T彩たま) 7、6、−6、7、7 中村煌和(愛工大名電中)
吉村真晴(愛知ダイハツ) 9、5、−7、6、−10、6 小野寺翔平(中央大)
御内健太郎(シチズン時計) −8、9、−11、6、7、−5、9 横谷晟(愛工大名電高)
張本智和(木下グループ) 1、8、7、−7、9 中村光人(愛知工業大)
高見真己(愛知工業大) キケン 宮川昌大(明治大)

男子シングルス4回戦は後半16試合が行われ、第2シードの張本智和は中村(愛知工業大)に4−1で勝利。ラリーのほとんどはバック対バックで、回り込むシーンもあまり見られず、自分のストロングポイントで手堅く勝利を収めた。

張本智和は1ゲームを落とすものの、手堅く5回戦進出

吉村真晴は中央大の小野寺に4−2で勝利。「引き出しが多い。同じサービスでも、回転も深さも変化をつけられて後半は対応できなかった。そこに対応してもまだひとつくらい引き出しがありそう」と敗れた小野寺が語るほど、戦術の幅の広さを見せた。

相変わらずのオールラウンダーぶりを発揮した吉村真晴

前回ベスト16に躍進し、あの水谷隼もその将来性を認める横谷は、カットの御内に真っ向勝負を挑んだが、ゲームオールであと一歩及ばず。敗戦後はベンチで立ち尽くした。しかし、敗れた御内が「反転してフォアの粒高でカットして、思い切り切ったカットを持ち上げてきた高校生は横谷くんが初めて」と語るほど、その豪打は際立っていた。

パワーヒッター横谷は、御内との大激戦に惜敗

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