4月14〜17日にかけて、チェコ・ハビージョフで開催されたWTTフィーダーハビージョフ。男子シングルスに出場した吉村真晴(株式会社SCOグループ)が決勝でロブレス(スペイン)をストレートで下し、見事栄冠に輝いた。
〈男子シングルス〉
優勝:吉村真晴(株式会社SCOグループ)
準優勝:ロブレス(スペイン)
3位:趙大成(韓国)、レジムスキー(ポーランド)
吉村は準々決勝で篠塚大登(愛知工業大)との同士討ちを制すと、準決勝では今年すでに2度のWTTフィーダー優勝を果たしている趙大成(韓国)と対戦。サービス合戦のような展開が続き、フルゲームにもつれる接戦となったが、終始冷静な試合運びを見せた吉村が序盤で一気に突き放して最終ゲームを11-6で勝ち切り、決勝へ進んだ。
ロブレスとの決勝は、3ゲーム目こそ競り合ったものの、ゲームを落とすことなく完勝。吉村は、2023年のWTTフィーダー バンコク大会以来となるWTTフィーダー2度目の頂点に輝いた。
女子シングルスは、2回戦で赤江夏星(デンソー)をフルゲームで退けた徐孝元(韓国)との決勝を制した李恩惠(韓国)がWTT初優勝。3回戦では同大会女子ダブルス優勝の李多恩(韓国)にゲームカウント0-2から3ゲーム連取で大逆転勝利を収めるなど、粘り強さが光った。
またダブルス3種目でも韓国選手が頂点に立つなど、韓国勢の活躍が際立つ大会となった。
なお、各種目の入賞者は下記のとおり
〈女子シングルス〉
優勝:李恩惠(韓国)
準優勝:徐孝元(韓国)
3位:ペソツカ(ウクライナ)、ワン・ユエン(ドイツ)
〈男子ダブルス〉
優勝:呉晙誠/パク・ギュヒョン(韓国)
準優勝:ディヤス/クルチェツキ(ポーランド)
3位:林兆恒/何鈞傑、姚鈞涛/陳顥樺(ともに香港)
〈女子ダブルス〉
優勝:李多恩/崔孝珠(韓国)
準優勝:李皓晴/李凱敏(香港)
3位:イエーガー/ラコバチ(クロアチア)、ワン・ユエン/マンツ(ドイツ)
〈混合ダブルス〉
優勝:パク・ギュヒョン/尹孝賓(韓国)
準優勝:パン・コーエン/ウォン・シンル(シンガポール)
3位:ゼリンカ/ククルコバ(スロバキア)、ムラデノビッチ/倪夏蓮(ルクセンブルク)
写真提供:WTT
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