卓球王国 2022年5月20日 発売 vol.302
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中国リポート

馬龍らが戦列復帰のWTTチャンピオンズマカオ、今日からスタート

今日1月19日から、マカオの塔石体育館(タップセック・マルチスポーツパビリオン)で『WTTチャンピオンズ マカオ 2021 チャイナスターズ』が開催される。この大会は『WTT』と銘打たれてはいるものの、出場しても世界ランキングのポイントは加算されず、『WTT』シリーズにも含まれない。それでいて、優勝賞金は破格の80万ドル(約9170万円)と発表されている。

開催種目は男女シングルスと混合ダブルスの3種目で、出場するのはシングルス各16名、混合ダブルス8ペア。世界選手権ヒューストン大会を欠場したベテラン組、男子の馬龍と許シン、女子の劉詩ウェンが戦列に復帰するが、馬龍は梁靖崑、劉詩ウェンは王芸迪といきなり当たる組み合わせ。男子世界ランキング2位の馬龍と、8位の梁靖崑は普通なら初戦で当たることはないが……(ドローは下記参照)。

2020年11月のWTTマカオでプレーする馬龍(写真提供:レミー・グロス)

開催種目は中国が力を入れている五輪種目の3種目のみで、実態としては中国チームのエキシビションマッチと言っていい『WTTマカオ』。コロナ禍の中、未だに『WTTシリーズ』の全体像が見えてこない中で、この大会に『WTT』の冠をつける必要があったのだろうか。WTTの評議会議長である劉国梁のお膝元だからこそ、純粋なエキシビションマッチとして開催すればよかったのではないか。どうしてもモヤモヤしたものは残る。

一方で、30歳を超えて現役を続行する馬龍や許シン、劉詩ウェンの挑戦は、中国チームの歴史に新たな1ページを加えるものだ。男子シングルスで、樊振東と馬龍が決勝まで勝ち上がり、新旧王者対決が実現するのか。女子シングルスで劉詩ウェンは、勢いに乗る王芸迪を攻略できるのか。興味は尽きない。

※中国選手は国名は無表記
〈男子シングルス〉
●上半区(1〜8)
樊振東 vs. 張子澄(中国マカオ)
袁励岑 vs. 徐瑛彬
林高遠 vs. 林兆恒(香港)
林詩棟 vs. 周啓豪
●下半区(9〜16)
向鵬 vs. 孫聞
趙子豪 vs. 許シン
薛飛 vs. 王楚欽
馬龍 vs. 梁靖崑

〈女子シングルス〉
●上半区(1〜8)
陳夢 vs. 杜凱琹(香港)
張瑞 vs. 劉斐
王曼昱 vs. 蒯曼
陳幸同 vs. 銭天一
●下半区(9〜16)
リー・チェン(ポーランド) vs. 王暁彤
劉詩ウェン vs. 王芸迪
劉煒珊 vs. リー・ジエ(オランダ)
何卓佳 vs. 孫穎莎

〈混合ダブルス〉
●上半区(1〜4)
王楚欽/孫穎莎 vs. 馬龍/銭天一
樊振東/蒯曼 vs. 袁励岑/王芸迪
林兆恒/杜凱琹(香港) vs. 向鵬/張瑞
周啓豪/何卓佳 vs. 薛飛/王暁彤
●下半区(5〜8)
于子洋/陳幸同 vs. 孫聞/石洵瑶
趙子豪/劉斐 vs. 林高遠/王曼昱
林詩棟/王添芸 vs. 梁靖崑/陳夢
徐瑛彬/劉煒珊 vs. 許シン/劉詩ウェン