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大会報道

全日本社会人卓球、男子ダブルスは渡辺・松山、女子ダブルスは成本・井が優勝

 

女子ダブルスで優勝した成本綾海・井絢乃(中国電力)は過去にダブルスを組んでいたが、ここ数年は別々にペアを組んでいた。成本は昨年度で引退した宋恵佳とのペアで全日本選手権で決勝に進んでいるなど、ダブルスのうまさに定評がある選手。その成本と井がペアを再結成。

 

勝負となったのは準々決勝の平・田口(昭和電工マテリアル)との試合。最終ゲームまでもつれる接戦になったが、成本・井は攻撃の手を緩めず、押し切った。

決勝でも野村・森田(デンソー)に1ゲーム目を奪われたが、成本のサービスとバック面表ソフトの変化プレーで相手を崩し、井が高い打球点から威力のある両ハンドカウンターで決めた。自分たちペアの特長を聞かれた成本は「やはり、井選手の攻撃力は強みです。私はチャンスを作ることに徹することができます」と答えた。

 

初優勝の成本(左)と井。中国電力にまたひと組、強いダブルスが誕生した

 

2位の野村(左)と森田のダブルス

 

■女子ダブルス準々決勝
野村萌・森田彩音(デンソー) 7、4、-1、4 加藤亜実・小島叶愛(十六銀行)
中畑夏海・阿部愛莉(デンソー) 9、7、7 田中千秋・上田真実(豊田自動織機)
成本綾海・井絢乃(中国電力) 7、-10、4、-10、7 平真由香・田口瑛美子(昭和電工マテリアルズ)
小畑美月・菅澤柚花里(デンソー) 7、4、4 伊藤佑里子・金子碧衣(松戸市役所)

■準決勝
野村萌・森田彩音(デンソー) 10、9、9 中畑夏海・阿部愛莉(デンソー)
成本綾海・井絢乃(中国電力) 6、5、3 小畑美月・菅澤柚花里(デンソー)

■決勝
成本綾海・井絢乃(中国電力) -9、4、7、10 野村萌・森田彩音(デンソー)

 

 

 

 

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