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WTTスマッシュ混合複決勝で張本/早田、惜しい敗戦「1-1の9-9で、レシーブでチキータを王楚欽のフォアへ狙ったが・・」

 

WTTのシンガポールスマッシュ

●混合ダブルス決勝

王楚欽/孫穎莎(中国)  2、-5、9、8 張本智和/早田ひな(日本)

 

王楚欽・孫穎莎は勝負所で自力を見せた

 

世界中の卓球ファンは「世界選手権とパリ五輪の前哨戦か」と思ったかもしれない。そんな熱い対決だった。

日本と中国のエースダブルスの対決となった混合ダブルス決勝。1−1の3ゲーム目からは激しい打ち合いを展開。9−8中国のリードで中国のタイムアウト。9−9からの2点が日本にとって痛かった。

中国ペアと壮絶なラリー戦を繰り広げた張本・早田

 

張本のコメント

「前回よりは良い試合ができたけど、ここ一番での勝負強さに欠けた。相手の方が余裕があった。1-1の9-9で、レシーブでチキータを王楚欽のフォアへ狙ったが・・そこで入れに行くべきだったのか、あのままで良かったのかは反省の部分です。

決勝のようなプレーができれば他のペアには勝てるけど、あの相手に勝つためにはもっと良いパフォーマンスが必要です。相手が崩れるのを待つのではなく、こちらから崩していきたい。収穫と悔しさが半分半分です。もちろん勝ちたかったけど、勝つためにどうすべきかが少しわかってきた」

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