卓球王国 2024年4月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

WTTスマッシュで、アフリカの帝王アルナが猛攻で張本を完封

 

シングルス3回戦で姿を消した日本のエース張本

 

●WTTシンガポールスマッシュ2023 男子シングルス3回戦

アルナ(ナイジェリア) 7、11、7 張本智和(日本)

今までアルナに対して3勝0敗の張本。2021年のスターコンテンダーでもストレートで勝っている相手。

出足からアルナのフォアドライブが炸裂。張本がバックへ低く深いツッツキを入れても一撃で決めに来る。勝負は2ゲーム目だった。0-5とリードを許すも、6-5と張本が逆転。しかし、8-10と先にゲームポイントを奪われ、11-13でゲームを落としたのが痛かった。

これで男子シングルスで日本勢はすべて姿を消した。

張本のコメント

「シングルスでは最低でもベスト8に行きたかったけど、負けたことのない選手に負けてしまった。最後、集中力や粘りが足りなかった。アルナは10年前も今もプレーは変わらない。ぼくのプレーが消極的だったり、相手が良かったというよりも自分の凡ミスで相手を乗せてしまった」(混合ダブルス決勝後にコメント)

 

出足から火を吹くようなドライブボールを放ったアルナ

関連する記事