『あおちゃんねる』の動画からは卓球人から「共感できる」と大好評だ
●You Tubeの登録者は何人になりますか？（インタビュー時の2月17日現在）
菅原：67,000人です（3月29日現在で80,000人）。
●それはすごいですね。You Tubeを始めたきっかけを教えてください。
菅原：私には6歳上の姉がいまして、姉は小さいころからバレリーナで全国3位とかで、バレリーナをやめてからも読売ジャイアンツのチアリーダーをやるなど、すごく向上心が高くて、自分に厳しくて、なおかつ夢をモノにしてきた感じの人だったんです。小さいころから私は姉と比べられたし、劣等感みたいなものもありました。
ある日お姉ちゃんと喧嘩をして、その時に「あなたのせいで私はかなり悩んできたし、劣等感も抱いてきたし、しんどかった」と言ったんです。そうしたら「何も頑張ってない人がそういうことをいう権利はないよ」って返されて。私は何も言えなくなっちゃいました。お姉ちゃんは昔から努力してきて今の結果があるけど、私は努力してこなかったからこういう結果なんだって思ってしまって、すごい悔しくて。「絶対このまま終わるわけにはいかない」と思って、自分からなにか始めようって思って、お姉ちゃんに対抗して表に出ることをしようと思ってYou Tubeを始めました。
●確か最初の動画投稿は卓球ではないですよね？
菅原：そうなんですよ。和菓子を食べてました（笑）。食レポみたいな感じで。大学を卒業してから栄養士として働いていて、動画のジャンルは料理か食レポか卓球の3択で迷っていたんです。卓球も選択肢にはあったんですけど、実力もないし、「弱々しい私の卓球をみて誰が楽しいんだ」ということで卓球はやめて、料理か食レポで迷ったんですけど食レポにしました。食レポの中でもジャンルを絞って和菓子でやっていました。
●最初の動画投稿はいつですか？
菅原：2020年の7月11日です。自分で動画を撮って編集しました。
和菓子の食レポは4回くらいしか出してなかったと思います。卓球仲間だった卓キチさん（卓キチちゃんねる）に「卓球でうちのチャンネルに出てくれない」というような感じで声をかけてもらって、出たら視聴者さんからも良いコメントをもらえて、私も卓球は楽しかったんです。でも、実力がないからできなかった。卓キチさんが「You Tubeは卓球の技術の実力じゃなくて、個性と努力でどうにかなるよ」って言ってくれて、それだったら女子は少なく、もしかしたらうまくいくかもって感じで卓球動画に移行しました。
●卓キチさんとはもともと練習仲間だったんですよね？
菅原：そうです。その時には知り合って3年くらいでした。
●今の『あおちゃんねる』があるのは彼のチャンネルに出たのがきっかけということなんですね。
菅原：そうですね。あの時に断っていたら、私はここにいなくて、こうして卓球王国さんから取材もしていただけていなかったです。
●最初の卓球動画は何でしたか？
菅原：私のチャンネル最初の卓球動画はただ卓キチさんと練習している動画です。
●それからは卓球がメインになりましたか？
菅原：プライベートな動画もちょいちょい載せたたしていますが、ほぼ卓球ですね。
●当時は栄養士の仕事をしながら動画を上げていたんですね。
菅原：はい、仕事をしながらやっていました。でも、仕事が5時に終わって家も近くて、暇だったので時間はありました。仕事後に家で編集作業をしていました。
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