4月26日より茨城・日立市池の川さくらアリーナで開催中のシチズンカップ第32回 日本卓球リーグ選手権ビッグトーナメント茨城大会は大会全日程が終了。最終日の今日は男女シングルスの準々決勝から決勝までが行われた。男子シングルスの結果は下記のとおり。
【男子シングルス】
優勝:松下大星(クローバー歯科カスピッズ)
準優勝:渡辺裕介(協和キリン)
3位:西康洋(日野キングフィッシャーズ)、川上尚也(日野キングフィッシャーズ)
ベスト8:酒井明日翔(シチズン時計)、藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)、山本勝也(リコー)、浅津碧利(シチズン時計)
男子は接戦の連続を勝ち抜いた松下が初優勝。松下は川上との準決勝で最終ゲームにマッチポイントを握られるも、なんとかしのいで逆転で決勝へ。決勝もゲームカウント2-1から最終ゲームまで持ち込まれたが、勝負所でプレーが冴えて11-9で勝利。3月の東京選手権に続くタイトル獲得に「最近は勝てているので楽しい」と笑顔で語ったが、充実ぶりを感じさせるプレーを見せた。
また、3位には日野キングフィッシャーズから2人が入賞。川上は勝利まであと1点に迫り、西も渡辺を相手に激しいラリー戦を繰り広げるなど存在感を見せた。
◆松下大星・優勝コメント
苦しい試合がめちゃくちゃ多くて、今日はラッキーだったなって感じです。ここで点を取られたら負けるっていう試合もあって、それをものにできたのが大きかった。(勝ち切れた要因は)ある程度やることを決めていて、「違うところにきたらしょうがない」っていう気持ちでプレーしていた。それが運良くハマってくれた。最初のほうはなかなか腹をくくれなかったけど、勝負どころでは思い切ることができた。
大会前から優勝は狙っていました。最近は勝てているので楽しいです(笑)。練習はけっこうやり込んできました。出ている選手の中で「自分が一番やっている」くらいの気持ちで来ているので負けられないですね。今はクローバー歯科の卓球場で仕事をしていて、それ以外は練習させてもらっている。だから負けられない気持ちは強いですね。
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