世界卓球ロンドン大会(団体戦)の大会2日目、熱戦が続く男子ステージ1B(14グループ/56チーム)は、各チームとも2試合を終了した。注目のカードをピックアップしてみよう。
グループ4ではブラジルと古豪ハンガリーの一戦が5番までもつれた。このラウンドならカルデラノの2点取りは規定路線、あと1点を誰が取るかが課題であるブラジル。5番ラストまで持ち込まれ、さらにイイヅカが2ゲームを連取されて敗戦の瀬戸際まで追い詰められたが、意地の逆転勝利でハンガリーを振り切った。

ハンガリー戦のラストで逆転勝利したイイヅカ。チームの上位進出のカギを握る選手だ
グループ7では、チームランキング12位のインドが35位のスロバキアと接戦。スロバキアは42歳の元「悪童」、ピスチェイがトップで競り勝ち、3番でナックルカットのワン・ヤンがデサイを完封して勝利に王手をかけたが、あと1点が遠かった。

「ショーマン」ぶりは健在のピスチェイ
グループ10では、トップシードのオーストリアが順当に2勝を挙げる一方、チームランキングが61位とグループで最も低い北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)も2勝。ニュージーランドとモロッコを3−0で完封した。ハム・ユソンとリ・ジョンシクというふたりのパワーヒッターが猛威を振るっている。

昨年のドーハでの世界卓球で、梁靖崑(中国)と激しい打撃戦を展開したハム・ユソン
グループ11では、チームランキング16位のエジプトが、25位のカザフスタンに2−3で敗れた。
エジプトはO.アサール、カザフスタンはゲラシメンコというスーパーエースがいきなりトップで激突し、ゲラシメンコが3−0でストレート勝ち。カザフスタンが試合の主導権を握り、5番ラストでゲラシメンコが37歳のベテラン・エルベイアリを下してチームの勝利を決めた。2番で勝利し、4番でO.アサールをゲームオールまで追い詰めた19歳、クルマンガリエフの健闘も光った。

O.アサールにゲームオールまで迫ったクルマンガリエフ
グループ15では、チームランキング26位のナイジェリアと52位のサウジアラビアが3−2の接戦。ナイジェリアは2番手のオモタヨを3番に下げ、エース・アルナの2勝と合わせて3勝を挙げたが、アルナもラストでゲームオールまで追い詰められるなど、薄氷を踏む勝利となった。

サウジアラビア戦で2点取りのアルナ。孤軍奮闘の戦いが続く
※写真提供:ITTF/WTT
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