エントリーしたチームが揃ってコートに立った男子に対し、女子のステージ1Bはアフリカ勢のガーナやウガンダ、ナミビアやコンゴ民主共和国、カリブ海の島国バルバドスなど第1戦を棄権したチームも少なくない。
もともと、2021年以降の世界卓球は大会の規模を縮小し、出場チーム数を絞る方向で大会が行われてきた。今回は100周年の記念大会ということで64チームまで門戸を広げたが、最低でも3人からなる選手団を派遣するのは大きな負担。1月にドローが行われた後もエントリーしないチームが続出し、出場チームのリストは次々に更新されたが、大会本番を迎えても64チームが「全員集合」とはいかなかったようだ。
女子ステージ1Bの熱戦をピックアップすると、まずグループ6のインド対ウクライナ。インドは右シェーク・バック粒高のバトラとゴルパデ、右シェークドライブのチターレが1勝ずつ挙げ、元欧州2位のペソツカが2点を挙げたウクライナを振り切った。

30歳になったバトラ、まだまだ強さは健在

もうひとりの粒高使い、ゴルパデはウクライナ戦ラストでカットのビレンコを下す
グループ7では、24年パリ五輪ベスト8のスウェーデンがカナダに3−2で勝利。カナダは右シェーク・フォア表のエース、チャン・モーの2点取りの奮闘を見せるも、ラストでカットのベリストロムが快勝したスウェーデンが勝利した。

闘志あふれるカット型・ベリストロムがチームのピンチを救った
グループ8では、チームランキング31位のセルビアが13位のタイを破る番狂わせ。同じセルビアの「鬼才」カラカセビッチを彷彿(ほうふつ)させる天才肌のサウスポー、スルヤンがパラナンとSu.サウェータブットをゲームオールで連破し、チームに勝利をもたらした。

チームメイトに笑顔で迎えられるスルヤン

左腕から放つ意外性のある両ハンドが持ち味。アジア勢にも対抗できる選手だ
※写真提供:ITTF/WTT
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