ポーランド・スーパーリーグはプレーオフ決勝が行われ、レギュラーシーズン2位のジャルドヴォが同1位のボゴリアを下して初優勝を飾った。試合の結果は下記のとおり。
●準決勝第1戦
〈グダニスク 3-2 ボゴリア〉
○チョイノフスキー 6、-9、10、9 レジンスキー
トマシュク -3、-1、-10 ギオニス○
○マリツキ 9、11、-3、5 シルチェク
チョイノフスキー -9、-6 ギオニス○
○トマシュク/マリツキ -5、9、9 レジンスキー/シルチェク
〈ヤロスワフ 3-1 ジャルドヴォ〉
コウ・レイ 7、-7、-10、8、-9 ディヤス○
○シュミエル 10、7、-7、9 ガチーナ
○グナナセカラン 4、1、-6、-9、11 ウラブリク
○コウ・レイ 7、10 ガチーナ
●準決勝第2戦
〈ボゴリア 3-0 グダニスク〉
○ギオニス 5、6、11 マリツキ
○シルチェク 7、-10、6、4 チョイノフスキー
○レジンスキー 11、8、6 トマシュク
→ボゴリアが決勝へ進出
〈ジャルドヴォ 3-1 ヤロスワフ〉
○ウラブリク -8、2、8、9 シュミエル
○ディヤス 6、-11、7、11 コウ・レイ
ガチーナ 9、-13、-8、-6 グナナセカラン○
○ウラブリク 3、6 コウ・レイ
→ジャルドヴォが決勝へ進出
●決勝
〈ジャルドヴォ 3-1 ボゴリア〉
○ディヤス -8、8、14、8 シルチェク
ガチーナ 9、-6、-5、3、-5 ギオニス○
○ウラブリク 11、-6、2、-9、7 レジンスキー
○ディヤス -8、6、9 ギオニス
ジャルドヴォは準決勝第1戦を落とし、窮地に立たされたが、第2戦で逆転し、何とか決勝へ進出。決勝では、ドイツ・ブンデスリーガのオクセンハウゼンより移籍したディヤス(ポーランド)が2得点、監督兼選手の38歳・ウラブリク(チェコ)もフルゲームで勝利する奮闘を見せて初優勝を勝ち取った。
ポーランドリーグ屈指の強豪であるボゴリアは2019年ポーランドオープン準優勝のバドフスキー(ポーランド)を故障で欠き、ギオニス(ギリシャ)も5月上旬に新型コロナウイルスに感染し、練習ができなかった中での強行出場と苦しい戦いとなった。
アジア選手のスポット参戦も多く、欧州ではドイツ・ブンデスリーガに次ぐレベルの高さのポーランド・スーパーリーグ。近年は日本選手も数多くスポットで試合に出場していたが、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で、出場したのは町飛鳥(ファースト)のみだった。
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