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欧州リポート

第89回ドイツ選手権はドゥダとミッテルハムが優勝

 8月28・29日にドイツ・ブレーメンで第89回ドイツ選手権が開催。男女ともメダルを獲得した東京五輪代表は欠場となったが、有観客で試合が行われ、7種目でタイトルが争われた。

 男子シングルスでは東京五輪にリザーブで帯同したドゥダが初優勝。決勝では40歳のベテラン、シュテガーに勝利した。ドゥダはチウ・ダンとの男子ダブルスでも優勝。これで4連覇を達成し、バルセロナ五輪銀メダルのロスコフ/フェッツナーも持つ連続優勝記録に並んだ。また、男子シングルスでは19歳のシュトゥンパーが今大会第1シードのチウ・ダン、21歳のメイスナーが前回王者のワルサーを破るなど、若手の活躍も目立った。

 女子シングルスでも東京五輪リザーブメンバーのミッテルハムが頂点に立ち、通算3度目のドイツ選手権優勝。また、15歳のカウフマンがラングらを下して3位入賞を果たしている。

3度目の優勝を果たしたミッテルハム(写真は2019年世界選手権)

 

【男子シングルス】

◆準決勝

ドゥダ 10、6、9、-10、8 ムン・ファンボー

シュテガー 6、-9、13、-6、-11、5、5 フィルス

◆決勝

ドゥダ -9、7、-5、7、5、4 シュテガー

 

【女子シングルス】

◆準決勝

マンツ -9、9、-4、4、7、9 カウフマン

ミッテルハム 6、-11、8、-9、-9、9、9 ヴィンター

◆決勝

ミッテルハム -4、12、10、-4、7、9 マンツ

 

【男子ダブルス】

◆決勝

ドゥダ/チウ・ダン 9、5、11 フィルス/メンゲル

 

【女子ダブルス】

◆決勝

ティフェンブルナー/ヴィンター 9、4、9 ゲーベル/クレイマー

 

【混合ダブルス】

◆決勝

ヒップラー/シュライナー 7、7、12 ボトロフ/ミシャイロワ

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