9月11日、日本卓球協会は、9月10日現在の「2024年パリオリンピック選考ポイント」の獲得状況を更新した。
前回(8/31)のポイントに、アジア選手権での獲得ポイントが加算された。
アジア選手権では、男子はベスト8の田中佑汰(個人/上写真、写真提供: ATTU)、ベスト16の戸上隼輔(明治大)・篠塚大登(愛知工業大)、ベスト32の吉山僚一(日本大)がポイントを獲得。女子では、早田ひな(日本生命)・伊藤美誠(スターツ)がベスト8、平野美宇(木下グループ)・木原美悠(木下グループ)・佐藤瞳(ミキハウス)がベスト16に入り、ポイントが付与された。
男子ベスト8の田中は、王楚欽(中国/世界ランキング2位)に勝利したことで10ポイント(5ゲームズマッチ)、ベスト8に入ったことで40ポイント、合計50ポイントを獲得。→関連記事:「アジア選手権、男子シングルス2回戦で田中佑汰が王楚欽を撃破」、「アジア選手権、男女シングルスは田中佑汰、早田ひな、伊藤美誠がベスト8で終わるも、パリ五輪選考ポイントの順位に変動あり」
田中はこの活躍により、僅差で争っていた篠塚を引き離し3位にランクを上げた。また、10ポイント獲得の吉山も曽根翔(T.T彩たま)を1ポイント上回り5位へとランクを上げた。
一方の女子では、早田と伊藤が準々決勝進出でそれぞれ40ポイントを獲得。早田は各大会で着実にポイントを重ね、2位以下をさらに引き離しトップを独走。伊藤は2位の平野とのポイント差を狭めた(10.5ポイント差)。また、佐藤はランクを1位上げ5位となった。
最新の『2024年 パリオリンピック選考ポイント 上位16名』(9月10日現在)は下記のとおり
(9月11日 日本卓球協会発表)
【女子】
1:早田ひな 640.5 pt
2:平野美宇 420 pt
3:伊藤美誠 409.5 pt
4:木原美悠 268 pt
5:佐藤 瞳 230 pt
6:張本美和 226.5 pt
7:長﨑美柚 202 pt
8:芝田沙季 185 pt
9:大藤沙月 162 pt
10:森さくら 159.5 pt
11:安藤みなみ 136 pt
12:橋本帆乃香 128 pt
13:横井咲桜 124 pt
14:井 絢乃 70 pt
15:加藤美優 69.5 pt
16:出雲美空 41 pt
【男子】
1:張本智和 569.5 pt
2:戸上隼輔 404 pt
3:田中佑汰 302 pt
4:篠塚大登 273 pt
5:吉山僚一 208 pt
6:曽根 翔 207 pt
7:宇田幸矢 183 pt
8:吉村真晴 170 pt
9:及川瑞基 152.5 pt
10:横谷 晟 134 pt
11:有延大夢 109 pt
12:濵田一輝 98.5 pt
13:谷垣佑真 97 pt
14:松下大星 91 pt
15:木造勇人 83 pt
16:松島輝空 78 pt
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