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9月3～10日にかけて韓国・平昌で開催されている『第26回ITTF-アジア卓球選手権大会』。昨日行われた男子シングルス2回戦で日本のエース・張本智和（智和企画）がノルージ（イラン）に敗れる中、田中佑汰が王楚欽（中国）をフルゲームで破る金星をあげ、3回戦に駒を進めた。
前半は王楚欽の強烈なドライブに押される展開が多かった田中だが、4ゲーム目以降はブロックと伸びるカウンターで王楚欽の後陣から放たれるフォアドライブにうまく対応し、ゲームカウント1-2から逆転で勝利を手にした。
五輪選考ポイントでは現時点4位の田中。中国選手撃破でパリが見えてきた
世界選手権ダーバン大会ではチキータからの威力ある両ハンドドライブで戸上隼輔、宇田幸矢らを全く寄せつけなかった王楚欽。しかし今大会ではゲーム後半で田中のカウンターに万全の体勢でのドライブを封じられた。
後半は得意のフォアドライブが影を潜めた王楚欽
（写真提供：ATTU）
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