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全日本女子・中澤鋭監督も絶賛「S級・A級コーチライセンス導入」。「トップコーチを養成するためには非常にいいライセンス制度だ」

日本卓球協会(JTTA)が実施した「S級・A級コーチライセンス」の模擬運用(トライアル)には、全日本女子の中澤鋭監督や全日本男子の岸川聖也監督ら、日本卓球界のトップ指導者たちも揃って参加した。

若くして中国から来日し、日本で指導者としてのキャリアを積み重ねてきた中澤鋭監督は、今回の講義を振り返り「自分にとって非常に大切な時間となった」と、指導者としての姿勢や意識の変革について熱く語った。

また、JTTA公認S級・A級コーチライセンス実行委員会の竹内聡委員長は、指導者の育成が日本卓球界の強化と普及の双方において不可欠であると強調した。

*上の写真は中澤・全日本監督

トライアルへの参加者(写真提供 S級・A級コーチライセンス実行委員会)

 

 

■ 全日本女子・中澤鋭監督のコメント

「私にとって本当に大切で、実りのある講義を受けることができました。私は幼少期に中国で指導を受けましたが、当時の印象は『監督やコーチの命令に従う』というものが強く残っていました。指導者になった当初も、自分の言葉通りに選手を動かすものだと思い込んでいた部分があります。

しかし日本に来てからさまざまな指導者と出会い、経験を重ねる中で意識がガラリと変わりました。自分の思い通りに導くのではなく、選手の気持ちや考えを尊重し、一緒に研究しながら温かい指導を行っていくことの大切さを学びました。正直なところ、以前は『コーチは楽な仕事だ』と思っていた時期もありました。しかしそれは大きな間違いで、人に教える以上に、自分自身の心磨きと勉強を最優先に考えなければならないと痛感しています。

日本卓球協会の前原(正浩)さんをはじめ、多くの方々に支えていただいたおかげで、指導に対する情熱がより一層強くなりました。今回も新しい知見を数多く得ることができ、非常に意味のある機会となりました。今後もこうした研修には積極的に参加し、学びを続けていきたいです」

 

 

S級・A級コーチライセンス実行委員会・竹内聡委員長

■ JTTA公認S級・A級コーチライセンス実行委員会・竹内聡委員長コメント

「トップコーチを養成するうえで非常に優れたライセンス制度であり、現在、国内でもライセンス保有者が着実に増えてきています。社会情勢が変化し、中学校の部活動が縮小傾向にある中、優秀な指導者を育成していくことは極めて重要です。また、競技の普及という観点からも、下位ライセンスを持つ指導者の方々が活躍できる場を広げていくことが欠かせません。

現在、日本卓球協会公認のコーチライセンス保有者は4,142名ですが、今年度中には5,000名を超える見込みです。卓球という競技の『強化』と『普及』の双方を成長・発展させていくためには、制度的な仕組み作りが強く求められています。今回のトライアルを経て、指導者の『質』と『量』の双方を引き上げていく重要性を再確認できたことは、大変大きな収穫でした」

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