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欧州リポート

全中女王・竹谷がドイツで奮闘中。欧州各国リーグ日本選手の結果

 新シーズンがスタートし、2~3カ月が経過した欧州各国の国内リーグ。ドイツ・ブンデスリーガ1部には村松雄斗、鈴木颯が登録されているが、他のリーグにも日本選手が参戦。ここではその一部を紹介する。(成績は10月19日時点)

 

【ポーランド・スーパーリーグ】

・神巧也(ダートム・ボゴリア):3勝2敗

・坂根翔大(アカデミア・ザモシチ):2勝1敗

・小西海偉(デコルグラス・ジャウドヴォ):2勝1敗

・木造勇人(オキシネット・ヤロスワフ):2勝1敗

・町飛鳥(ドイリディ・ビャウィシュトク):2勝2敗

※今季リーグ戦未出場の登録選手:吉山僚一(アカデミア・ザモシチ)、中村煌和(グローバルファーマ・オルリッチェ)、松下大星(パルミアールニャ・ジェロナグーラ)、高木和卓(グヴィアズダ・ビドゴシュチ)

 他国のリーグとの掛け持ち出場が可能なこともあり、ここ数年、日本選手も数多く参戦しているポーランド・スーパーリーグ。今季は神巧也がドイツ・ブンデスリーガのザールブリュッケンから強豪のダートム・ボゴリアにへ移籍。小西海偉の所属するデコルグラス・ジャウドヴォと優勝争いを繰り広げる可能性も高い。リーグ戦への出場はまだないが、高木和卓はECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)に出場。しかし、2勝1敗で惜しくも第1ステージ敗退となった。

神巧也(写真は2023年全日本実業団)

 

【ドイツ・ブンデスリーガ2部】

・坪井勇磨(バート・ホンブルク):単4勝1敗/複4勝1敗

 ドイツ・ブンデスリーガ2部では坪井勇磨が昨シーズンに続きバート・ホンブルクでプレー。今季はチームの1番手として登録されており、2シーズン続けての2部優勝へ向けてエースとして期待される。

坪井勇磨

 

【女子ドイツ・ブンデスリーガ1部】

・吉田光希(ベーブリンゲン):単1勝1敗/複2勝0敗

・皆川優香(ショット・イェーナ):単0勝2敗/複1勝0敗

・竹谷美涼(ショット・イェーナ):単3勝1敗/複2勝0敗

※今季リーグ戦未出場の登録選手:森薗美咲(ショット・イェーナ)、杉田陽南(ショット・イェーナ)

 今シーズンはここまで3人の日本選手が出場。全中女王の竹谷はワン・ユアン(ドイツ)、スルヤン(セルビア)ら欧州の中堅どころを破って3勝をあげている。また、ショット・イェーナには男子1部ケーニヒスホーフェンの板垣孝司監督の娘であるコハル・イタガキも所属している。

竹谷美涼(写真は2023年全中)

 

【スウェーデン・エリートリーグ】

・西原聖真(シャーブリンゲ):単4勝1敗/複0勝1敗

 大阪桐蔭高卒業後、スウェーデンに渡ってプロ選手となった西原聖真は今季もシャーブリンゲに所属し、3シーズン目を戦っている。昨季は5勝17敗と苦しいシーズンとなったが、今季は4勝1敗と好スタートを切っている。

西原聖真(写真・本人提供)

 

【オーストリア・ブンデスリーガ】

・金光宏暢(UTTCシュトッケラウ):単4勝2敗/複3勝0敗

・吉山和希(ザルツブルク):単1勝1敗/複2勝0敗

 オーストリア・ブンデスリーガで5シーズン目を迎えた金光宏暢はザルツブルクからシュトッケラウへ移籍。ここまでシングルスでは4勝2敗という成績を残している。高校1年の吉山和希もオーストリア1部で腕を磨く。

吉山和希(写真は2023年NOJIMA CUP)

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