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欧州リポート

男子ECLはザールブリュッケンが2連覇を達成。ボルシア・デュッセルドルフとの3時間越えの熱戦を制す

 男子ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)は決勝が行われ、チャンピオンチームが決定。ザールブリュッケンがボルシア・デュッセルドルフとのドイツ対決を制して2連覇を達成した。(写真提供:ETTU)

 

【2023/2024 男子ECL】

◆決勝

〈ザールブリュッケン(ドイツ) 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)〉

○ヨルジッチ 3-1 チウ・ダン

○フランチスカ 3-0 シェルベリ

 村松 1-3 ボル○

 フランチスカ 1-3 チウ・ダン○

○ヨルジッチ 3-2 シェルベリ

 

 4シーズン連続でザールブリュッケンとボルシア・デュッセルドルフの対戦となった男子ECL決勝。ザールブリュッケンは前半でヨルジッチ(スロベニア)、フランチスカ(ドイツ)が連勝して早々に王手をかけるも、ボルシア・デュッセルドルフが反撃。ボル(ドイツ)が村松雄斗、チウ・ダン(ドイツ)がフランチスカをを破って勝負のラストにつなぐ。

 ラストのヨルジッチとシェルベリ(スウェーデン)の試合も両者譲らず最終ゲームに突入。ジュースなしの6点先取で行われる最終ゲームはヨルジッチが序盤でリードを奪って試合を進め、6-3でゲームセット。3時間半に及ぶ熱戦を制し、ザールブリュッケンがECL2連覇を決めた。今シーズンよりザールブリュッケンに加入した村松は決勝では勝利を逃したが、移籍1年目で欧州王者の一員となった。

 ドイツ・ブンデスリーガでも3シーズン連続でプレーオフ決勝で対戦するなど、熾烈な優勝争いを繰り広げているザールブリュッケンとボルシア・デュッセルドルフ。今シーズンもレギュラーシーズン1位(ザールブリュッケン)、2位(ボルシア・デュッセルドルフ)でのプレーオフ進出を決めており、決勝でECLの再戦となる可能性も高い。ザールブリュッケンがブンデスリーガも制して二冠を達成するのか、ボルシア・デュッセルドルフがECLのリベンジを果たすのか、こちらも目の離せない戦いが続く。

地元で開催された決勝で見事に連覇を達成した

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