男子ECLは準々決勝進出クラブが決定。ルブラン兄弟擁するアライアンス・ニーム-モンペリエは名門ボルシア・デュッセルドルフと対戦へ

2024.12.23

　ヨーロッパNo. 1クラブを決定するヨーロッパチャンピオンズリーグ（ECL）は第2ステージまでが終了。準々決勝進出クラブが出揃った。

【男子ECL】

●第2ステージ
・第1戦：ザールブリュッケン（ドイツ） 3-0 HBオストロフ（チェコ）
・第2戦：ザールブリュッケン 3-1 HBオストロフ
→ザールブリュッケンが準々決勝進出

・第1戦：エンヌボン（フランス） 3-1 ドイリディ・ビャウィシュトク（ポーランド）
・第2戦：エンヌボン 3-0 ドイリディ・ビャウィシュトク
→エンヌボンが準々決勝進出

・第1戦：グローバルファーマ・オルリッチェ（ポーランド） 3-1 ポントワーズ（フランス）
・第2戦：ポントワーズ 3-2 グローバルファーマ・オルリッチェ
→グローバルファーマ・オルリッチェが準々決勝進出

・第1戦：デコルグラス・ジャウドヴォ（ポーランド） 3-1 ミュールハウゼン（ドイツ）
・第2戦：ミュールハウゼン 3-1 デコルグラス・ジャウドヴォ
・ゴールデンマッチ：デコルグラス・ジャウドヴォ 2-1 ミュールハウゼン

→デコルグラス・ジャウドヴォが準々決勝進出
・第1戦：ウィーナー・ノイシュタッド（オーストリア） 3-0 TTCオストラヴァ（チェコ）
・第2戦：ウィーナー・ノイシュタッド 3-1 TTCオストラヴァ
→ウィーナー・ノイシュタッドが準々決勝進出

・第1戦：ダートム・ボゴリア（ポーランド） 3-1 エルニーニョ・プラハ（チェコ）
・第2戦：ダートム・ボゴリア 3-1 エルニーニョ・プラハ
→ダートム・ボゴリアが準々決勝進出

・第1戦：アライアンス・ニーム-モンペリエ（フランス） 3-0 フェルベルマイヤー・ヴェルス（オーストリア）
・第2戦：アライアンス・ニーム-モンペリエ 3-1 フェルベルマイヤー・ヴェルス
→アライアンス・ニーム-モンペリエが準々決勝進出

・第1戦：ボルシア・デュッセルドルフ（ドイツ） 3-1 SKSTハビージョフ（チェコ）
・第2戦：ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 SKSTハビージョフ
→ボルシア・デュッセルドルフが準々決勝進出

　上位シードのチームが順当に勝ち上がる中、番狂わせを起こしたのが吉村和弘が加入したグローバルファーマ・オルリッチェ。吉村は第1戦のみの出場となったが、2得点の活躍で勝利に貢献。ポントワーズも第2戦ではフレイタス（ポルトガル）、ピッチフォード（イングランド）が出場したものの、グローバルファーマ・オルリッチェが2点を奪って第1・2戦合計で準々決勝進出を決めた。

　梁靖崑と林高遠、2人の中国代表が加入し、注目を集めたミュールハウゼンはゴールデンマッチ（第1・2戦の成績で並んだ場合、3選手が1ゲームマッチで対戦し勝敗を決定）までもつれた結果、ベスト16で敗退。第1戦は梁靖崑、林高遠を欠いて敗戦、第2戦とゴールデンマッチでは林高遠が3戦全勝の活躍を見せたが、他の選手が勝ち星をあげられずにデコルグラス・ジャウドヴォに敗れた。

　2連覇中のザールブリュッケンは余裕を感じさせる戦いぶりで準々決勝へ進出。ECL限定でザールブリュッケンに加入のモーレゴード（スウェーデン）は出場がなかったが、村松雄斗、E.イオネスク（ルーマニア）がきっちりと勝利を収めた。

　そして今季のECLで台風の目となりそうなのが、ルブラン兄弟（フランス）を擁するアライアンス・ニーム-モンペリエ。これまでECLには参戦していなかったが、第1ステージを勝ち上がり、第2ステージも2連勝で突破。準々決勝では過去7度のECL優勝を誇るボルシア・デュッセルドルフと対戦する。