ドイツ卓球協会は11月23日よりスタートする世界選手権個人戦の代表に選出されていたオフチャロフの欠場を発表。オフチャロフはトレーニング中に足首をひねり、昨週すぐに手術を受けたということで、しばらくはリハビリとトレーニングを続ける必要があるため、出場を見送ることとなった。
オフチャロフは自身のSNSで「オリンピックの勢いを世界選手権に持ち込みたかったので、世界選手権に行けないことは残念」とコメント。「残念ながら故障はスポーツの一部です。一生懸命リハビリに励み、さらに強くなって戻ってきます。またすぐにコートに戻って来れるでしょう」と早期の復帰を誓った。
五輪ではロンドン、東京でシングルス銅メダルを獲得しているオフチャロフだが、世界選手権とは相性が悪い(?)のか、格下に敗れることも多く、これまでベスト16が最高成績となっている。オフチャロフに代わる出場選手は後日発表される。
オフチャロフの他に代表に選出されているのは東京五輪団体戦で銀メダルを獲得したボルとフランチスカ、そしてともに初の世界選手権出場となるドゥダとチウ・ダン。女子はP.ゾルヤ、ハン・イン、ミッテルハム、シャン・シャオナ、ヴィンターが選出されている。リオ五輪団体戦でドイツに銀メダルをもたらしたハン・インとシャン・シャオナはITTF(国際卓球連盟)の帰化選手規定により、これまで世界選手権には出場することができなかったため、今回が初の世界選手権出場となる。
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