ドイツ・ブンデスリーガは3週間ぶりの試合となる第8節を開催。試合の結果は下記のとおり。
【2021-2022 ドイツ・ブンデスリーガ第8節】
〈ザールブリュッケン 3-1 グレンツァオ〉
○ヨルジッチ 8、9、6 プレテア
ポランスキー 8、5、-7、-7、-9 バウム○
○フランチスカ 8、5、-7、-4、8 呉家驥
○ヨルジッチ 7、10、8 バウム
〈ノイ・ウルム 3-1 グリュンヴェッターズバッハ〉
○カツマン -9、7、6、7 ラスムッセン
○アポロニア 9、11、7 コズル
シドレンコ -8、8、-9、-6 王熹○
○アポロニア 3、6、-9、8 ラスムッセン
〈ミュールハウゼン 3-2 フルダ・マーバーツェル〉
○Da.ハベソーン 6、8、7 ムン・ファンボー
イオネスク 6、-9、-8、-7 アルナ○
メンゲル 8、-4、-11、2、-7 カッサン○
○Da.ハベソーン 3、7、-6、8 アルナ
○ベルトラン/メンゲル 3、7、-6、8 カッサン/ムン・ファンボー
〈ケーニヒスホーフェン 3-2 ブレーメン〉
○ゼリコ 8、8、5 アギーレ
オルト -8、7、-11、7、-8 ファルク○
○シュテガー 10、9、2 ゲラシメンコ
ゼリコ -6、6、-3、-3 ファルク○
○シュテガー/オルト -9、9、7、11 ゲラシメンコ/アギーレ
〈オクセンハウゼン 3-2 バート・ホンブルク〉
○ジャー -11、6、5、4 メイスナー
クビク -6、-8、-9 ヤンカリク○
クルチェツキ 9、-6、10、-7、-4 シポシュ○
○ジャー 6、-9、7、-9、7 ヤンカリク
○クルチェツキ/クビク -8、7、2、-9、11 シポシュ/メイスナー
〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ベルクノイシュタッド〉
○シェルベリ 9、5、13 ドゥダ
チウ・ダン -12、-6、-3 ロブレス○
○ボル 16、3、3 ミノ
○シェルベリ 6、11、4 ロブレス
昨シーズンの王者、ボルシア・デュッセルドルフが開幕から8連勝。前日まで北アフリカ・チュニジアで開催されたWTTコンテンダー・チュニスに出場し、優勝を飾ったシェルベリ(スウェーデン)が帰国後すぐの試合で2勝と活躍。大黒柱のボル(ドイツ)もきっちりと勝利を収める、盤石の試合運びを見せた。ここまで1勝のバート・ホンブルクはゴーズィ(フランス)が欠場したオクセンハウゼンを追い詰めたが惜敗。1部昇格2シーズン目の今季も苦戦が続く。
第8節を終えて、各チーム、レギュラーシーズンの3分の1ほどを消化。現時点での順位は下記のようになっている。
【順位表(第8節終了時点)】
1位:ボルシア・デュッセルドルフ(8勝0敗)
2位:オクセンハウゼン(7勝1敗)
3位:ザールブリュッケン(6勝2敗)
4位:フルダ・マーバーツェル(5勝3敗)
~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~
5位:ノイ・ウルム(4勝4敗)
6位:ケーニヒスホーフェン(4勝4敗)
7位:ミュールハウゼン(4勝4敗)
8位:ベルクノイシュタッド(3勝5敗)
9位:ブレーメン(2勝6敗)
10位:グリュンヴェッターズバッハ(2勝6敗)
11位:グレンツァオ(2勝6敗)
12位:バート・ホンブルク(1勝7敗)
今シーズンもボルシア・デュッセルドルフ、オクセンハウゼン、ザールブリュッケンの3強は安定した戦いぶりで勝ち星を積み重ねる。カルデラノ(ブラジル)が移籍したオクセンハウゼンだが、ジャー(アメリカ)、クルチェツキ、クビク(ともにポーランド)といった若手が奮闘を見せており、ゴーズィを休ませる試合も多い中でも2位につけている。ヨルジッチ(スロベニア)、フランチスカ(ドイツ)が牽引するザールブリュッケンはここまで出場のない尚坤(中国)の合流が待たれる。
プレーオフ進出のかかる4位争いは今シーズンも混戦模様。フルダ・マーバーツェルが5勝3敗で4位、それを4勝4敗で3チームが追いかける。そんな中、昨シーズン初めてプレーオフ進出を果たしたグリュンヴェッターズバッハは10位に低迷。エース格だったチウ・ダン(ドイツ)がボルシア・デュッセルドルフへ移籍した穴は大きかったか、なかなか白星が遠い。
【個人成績TOP10(第8節終了時点)】
1位:シェルベリ(10勝0敗:ボルシア・デュッセルドルフ/スウェーデン)
2位:ジャー(10勝2敗:オクセンハウゼン/アメリカ)
3位:アポロニア(8勝1敗:ノイ・ウルム/ポルトガル)
4位:フランチスカ(8勝1敗:ザールブリュッケン/ドイツ)
5位:ファルク(11勝5敗:ブレーメン/スウェーデン)
6位:アルナ(8勝3敗:フルダ・マーバーツェル/ナイジェリア)
7位:ボル(6勝1敗:ボルシア・デュッセルドルフ/ドイツ)
8位:シュテガー(9勝5敗:ケーニヒスホーフェン/ドイツ)
9位:ヨルジッチ(8勝4敗:ザールブリュッケン/スロベニア)
10位:バウム(7勝4敗:グレンツァオ/ドイツ)
個人成績(勝利)トップはシェルベリ。急成長を遂げた昨シーズンからブンデスリーガで圧倒的な強さを見せており、今シーズンも10戦全勝と首位を走るチームの原動力となっている。2位のジャーはエース起用も多い中で10勝2敗の好成績。今月下旬に開幕する世界選手権個人戦では地元・アメリカ代表として活躍に期待したい。また、ボルはもちろん、シュテガーとバウム、元ドイツ代表のベテラン2人も健在。ここ数シーズンはフランス・プロAでプレーしていたバウムも、今季からブンデスリーガ復帰し、グレンツァオでエースとして奮闘を見せている。
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