2023年10月の卓球用具売上ランキングが更新された。
シェークラケット部門のトップ10の合板構成を見ると、1位『コルベル』を筆頭に5枚合板が3点、7枚合板が2点、インナー素材が1点、アウター素材が3点、3枚合板カーボンが1点(上の円グラフ)。木材のみのラケットと特殊素材使用ラケットが半々だ。
11月21日発売・卓球王国2024年1月号のグッズ特集『インナーvsアウター』では、インナーとアウターという特殊素材の配置位置に関する特集を掲載する。その中では、全日本ベスト8選手使用ラケットの25年間の推移をグラフ化して掲載しており、年代とともに傾向が移り変わる様子が明確にわかる。大まかに言えば、木材主流から特殊素材主流への移行だが、これはあくまでトップ選手の話。市場全体の売上を見ると、まだまだ木材モデルの割合は高いことがわかる(市場売上に関するメーカーコメントも、1月号記事内では掲載している)。
ちなみに10月売上ランキングのペンラケット部門では、『サイプレス』シリーズ3点がベスト10入りしており、桧単板ペンの根強い需要がうかがえる。
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