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WTTチャンピオンズ仁川は梁靖崑と孫穎莎が戴冠!

WTTチャンピオンズ仁川、大会最終日の本日(31日)は男女シングルスの決勝が行われ、優勝者が決定。男子シングルスはカルデラノ(ブラジル)とのハイレベルな決勝を制した梁靖崑(中国)が栄冠に輝いた。

●男子シングルス決勝
梁靖崑(中国) 6、-6、8、7、5 カルデラノ(ブラジル)

梁靖崑は、カルデラノのチキータや後陣でのアグレッシブな攻めに苦しみながらも、持ち前の粘り強さと質の高いバックハンドで要所で確実に得点を重ねた。ゲームカウント3-1リードで迎えた5ゲーム目は、序盤でカルデラノにリードされるも、最後まで冷静にカルデラノのバックを突き続け、一気に勝利を決めた。

得点する度に力強く拳を固めた梁靖崑。執念を感じさせる戦いぶりで頂点に立った

積極的な攻めで梁靖崑を苦しめたカルデラノだが、最終ゲームはバックでのミスが続いた

●女子シングルス決勝
孫穎莎(中国) 7、5、4、4 王曼昱(中国)

女子シングルスは、王曼昱(中国)との同士討ちにストレートで勝利した孫穎莎(中国)が優勝に輝いた。

孫穎莎は速さとパワーを兼ね備えたバックハンドでバック対バックのラリーでは終始優位に立ち、王曼昱のフォアストレートへのコース転換にもしっかりと対応。ゲームカウント3-0で迎えた4ゲーム目は孫穎莎が8-0と序盤から大きく引き離し、11-4で勝利。孫穎莎は、今大会でWTTシリーズ10度目の栄冠を手にした。

女子シングルス優勝の孫穎莎。充実のプレーで頂点に立った

力強いフォアドライブで鮮やかに打ち抜く場面もあった王曼昱だが、ラリー戦で優位に立てず

写真提供:WTT

 

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