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欧州リポート

ドイツ・ブンデスリーガ第19節に上田仁と鈴木颯が出場。上田所属のケーニヒスホーフェンはプレーオフへ前進

 ドイツ・ブンデスリーガは第19節3試合と第20節1試合が行われ、上田仁と鈴木颯が出場。試合の結果は下記のとおり。

 

◆第19節

※ザールブリュッケンvs.ベルクノイシュタッド、ボルシア・デュッセルドルフvs.マインツ05はすでに終了

 

〈ケーニヒスホーフェン 3-2 グレンツァオ〉

 ゼリコ 0-3 馮翊新

上田 3-0 ウォーカー

シュテガー 3-2 クビク

 上田 1-3 馮翊新

シュテガー/アレグロ 3-2 クビク/ウォーカー

★上田仁通算成績:単6勝5敗/複10

 

〈グリュンヴェッターズバッハ 3-1 オクセンハウゼン〉

○アポロニア 3-0 鈴木

 コズル 1-3 アックズ○

○ワルサー 3-0 クルチェツキ

○アポロニア 3-1 アックズ

★鈴木颯通算成績:単2勝2敗/複0勝1敗

 

〈ブレーメン 3-2 フルダ・マーバーツェル〉

○ファルク 3-1 ムン・チンユ

 アギーレ 1-3 ポレ○

 ゲラシメンコ 2-3 フィルス○

○ファルク 3-0 ポレ

○アギーレ/ゲラシメンコ 3-0 フィルス/ムン・チンユ

 

◆第20節

〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-2 オクセンハウゼン〉

 ハウグ 0-3 ゴーズィ○

○ボル 3-1 ロブレス

○シェルベリ 3-2 アックズ

 ボル 2-3 ゴーズィ○

○ハウグ/シェルベリ 3-1 アックズ/ロブレス

 

 初のプレーオフ進出がかかる上田所属のケーニヒスホーフェンはグレンツァオを相手に3-2で勝利。上田はリーグ最多勝の馮翊新(チャイニーズタイペイ)に敗れたものの、ウォーカー(イングランド)を下して勝利に貢献した。ケーニヒスホーフェンはこの勝利でプレーオフ進出にさらに前進。レギュラーシーズン残り2試合はミュールハウゼン、マインツ05と下位チームとの対戦となるだけに、確実に勝利して自力でプレーオフ進出を決めたいところだ。

今季6勝目をあげてチームの勝利に貢献した上田(写真:Patrick Wichmann)

 

 オクセンハウゼンの鈴木は今シーズン4試合目の出場となったがアポロニア(ポルトガル)に敗れて2敗目。ブレーメンは荘智淵(チャイニーズタイペイ)、ムン・ファンボー(ドイツ)を欠いたフルダ・マーバーツェルに苦戦したが3-2で勝利して4位に浮上した。しかし、熾烈な4位争いはまだまだ続いており、9勝9敗のブレーメンを8勝9敗で3チームが追う展開となっている。

 

【順位表(4月10日時点)】

1位:ザールブリュッケン(15勝2敗)

2位:ボルシア・デュッセルドルフ(13勝5敗)

3位:ケーニヒスホーフェン(11勝7敗)

4位:ブレーメン(9勝9敗)

~~~プレーオフ進出~~~

5位:ベルクノイシュタッド(8勝9敗)

6位:グレンツァオ(8勝9敗)

7位:ミュールハウゼン(8勝9敗)

8位:グリュンヴェッターズバッハ(7勝10敗)

9位:オクセンハウゼン(7勝11敗)

10位:フルダ・マーバーツェル(6勝12敗)

11位:マインツ05(4勝13敗)

 

 また、シーズンも佳境を迎え、来季に向けた移籍情報もチラホラ。ブンデスリーガには参戦せず、ノイ・ウルムでチャンピオンズリーグに出場していたオフチャロフ(ドイツ)はフルダ・マーバーツェルと契約。フルダ・マーバーツェルは成長著しい高承睿(チャイニーズタイペイ)も加入。ここ数シーズンは下位に低迷しているが、来シーズンは上位に絡んできそうだ。

 現在2部のバート・ホンブルクは来シーズンの1部復帰が濃厚で、K.カールソン(スウェーデン)を獲得。K.カールソンの他、オクセンハウゼンを退団するアックズ(フランス)も加入することとなっている。1部でプレーするためのライセンス申請を行わず、来季は2部降格が決まっているマインツ05はムラデノビッチ(ルクセンブルク)がグレンツァオへ移籍。ムラデノビッチはバック面にアンチスピンラバーを使用し、ここ最近はWTTでも活躍を見せている。

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