春にVICTASから発売される『V>20 Double Extra』。一足早い試打会を東京の国際卓球高田馬場店卓球場で開催。
関西から駆けつけるファン、VICTASラバーを一度も打ったことがない人、
はたまたYoutuberも駆けつけた。同ブランドの他のラバーを混じえながらのブラインド試打会の結果は?
試打会の参加者のコメントを2回に分けて、原文のママ、お伝えしよう。卓球王国最新号でも同じく紹介している。
<試打方法>
木材7枚合板『SWAT』、特殊素材インナーラケット
『ZX-GEAR IN』に、『V>20 Double Extra』(新発売)『V>15 Extra』『V>15 Stiff』『V>11 Extra』『VENTUS Extra』の5種類のラバーを貼った。先入観を持たないように、ラバーの名前の部分を切り取り、スポンジは黒く塗りつぶした状態でブラインド試打。試打ごとに各ラバーのアンケートを書いてもらい、すべて終わってからそれぞれのラバー名を試打者に伝えた。今回は、新商品である『V>20 Double Extra』を中心に試打者のコメントを紹介する。
紹介するテキストは原文である。
6年間、V>15 Extraを使っています。V>20は頭ひとつ抜けています。回転性能、スピード、弾きが10%くらいアップしているのがすぐにわかりました。ふだんアウターのラケットを使っていますが、V>20はインナーでもアウターでも合うように思います。インナーで使っても回転は相当にかかるし、相手コートに深く収まります。春に発売された時にはぜひ買います。ただ……まだ手元にV>15 Extraが20枚ほどあるので、どうしようかなと(笑)。
普段はアウターの弾むラケットを使っていて、今回の試打では普段よりも球持ちが良いラケットだったので扱いやすかったです。ラバーも両面硬めのラバーを使っているので、試打で柔らかいラバーに関しては強く打った時にスピードが出なかったり、落ちるということもありました。
その中で自分で良かったラバーはV>15 Extraでした。V>20はブロックはやりやすかったのですが、ループドライブをかけた時に相手がオーバーミスすることが少なかったです。V>15 Extraのほうがスピード、回転ともかかってくれました。
V>15を以前に使ったことがあります。個人的に柔らかめのラバーが好きで、今回試打した中ではV>20とV>11 ExtraとV>15 Extraは使いやすかったです。V>20はすごく使いやすくて、木材ラケット、素材ラケットの両方で試打しましたが、ドライブ、台上が安定した印象はありました。
私はペン粒高ショート型ですが、裏ソフトで緩急を付けるプレーをしようと考えていて、今回試打会に応募しました。打ってみて良かったのはV>20でした。反対に扱いづらかったのはV>15 Extraでした。V>20はサービスが切れて、回転がかかるので安定しました。発売したらぜひ使ってみたいと思いました。
ラバー同士の差が激しかったですが、それほど癖のあるラバーは少なかったと感じました。ラケットは木材のほうで試打しましたが、V>15 Extraがすごかったです。球の威力がすごくて、回転もまあまあかかったので、ボールが一番走りましたね。
VICTASのラバーをちゃんと打ったことはありませんでしたが、V>15 Extraがダントツで威力が出ました。ディグニクス05を使っていますが、スピードだけだったらV>15 Extraのほうが断然出ましたね。前評判でV>15 Extraはスピード重視で回転がかからないと聞いていましたが、回転も弱い感じはなくて、まあまあかかりました。前でも下がっても威力の出るラバーでした。
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