ドイツ・ブンデスリーガ男子はプレーオフ(PO)決勝が行われ、レギュラーシーズン2位のボルシア・デュッセルドルフが同1位のザールブリュッケンを下して4連覇を達成した。
【ドイツ・ブンデスリーガ】
◆男子プレーオフ決勝
〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ザールブリュッケン〉
○チウ・ダン -6、7、4、4 フランチスカ
ボル -6、-9、4、8、-13 ヨルジッチ○
○シェルベリ 8、9、8 マイスナー
○チウ・ダン -9、0、8、-10、4 ヨルジッチ
4シーズン連続でプレーオフ決勝を争うこととなったボルシア・デュッセルドルフとザールブリュッケン。両チームはレギュラーシーズンで2度対戦した他、今シーズンのドイツカップ決勝、ヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝でも対戦しており、ドイツカップではボルシア・デュッセルドルフが勝利したものの、それ以外はザールブリュッケンが勝利を収めている。
プレーオフ決勝は1番でチウ・ダン(ドイツ)とフランチスカ(ドイツ)が対戦したが、2ゲーム目にフランチスカが大腿部を故障。そのままプレーを続けたもののチウ・ダンが3ゲームを連取して先制点を奪った。続く2番はヨルジッチ(スロベニア)が2ゲームを連取するもボル(ドイツ)が追いつき勝負は最終ゲームへ。最後はジュースまでもつれた末にヨルジッチがボルを振り切って15-13で勝利した。
前半を終えて1-1となったが3番、ザールブリュッケンは今季5勝5敗のマイスナー(ドイツ)を起用したが、シェルベリ(スウェーデン)が貫禄の試合運びでストレートで勝利してボルシア・デュッセルドルフが優勝に王手をかける。4番はこの試合のエース対決となったが、チウ・ダンがヨルジッチをフルゲームで下して決着。ボルシア・デュッセルドルフは自チームの持つ最多記録を更新する34回目のブンデスリーガ制覇となった。
◆女子プレーオフ決勝
〈ベルリン・イーストサイド 6-3 TTC1946ワインハイム〉
シャン・シャオナ/ミッテルハム 6、-11、-7、-8 ワン・ユエン/クレー○
○エーラント/スルヤン 8、7、6 イェーガー/トリゴロス
○ミッテルハム 6、-10、7、9 イェーガー
エーラント 3、-8、-5、-5 ワン・ユエン○
○ディン・ヤピン 4、9、5 クレー
スルヤン -8、-10、9、9、-10 トリゴロス○
○ミッテルハム -4、-9、6、8、1 ワン・ユエン
○エーラント -3、7、5、6 イェーガー
○ディン・ヤピン 棄権
また、ドイツ・ブンデスリーガ女子はレギュラーシーズン1位のベルリン・イーストサイドが同2位のTTC1946ワインハイムを破って王座を守り、通算30回目のブンデスリーガ制覇。シャン・シャオナ(ドイツ)、ミッテルハム(ドイツ)、エーラント(オランダ)とパリ五輪代表3名を擁するベルリン・イーストサイドだが、ワン・ユエン(ドイツ)に単複2勝を奪われるなど苦戦。しかし、後半で白星を重ね、5-3になった時点で優勝が確実になったため、相手が棄権を申し出て優勝が決定した。敗れたTTC1946ワインハイムもB.タカハシ(ブラジル)をWTTで欠きながら健闘を見せたが、わずかに及ばなかった。
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