ドイツ・ブンデスリーガ男子1部は2024-25シーズンの開幕戦となる第1節6試合を開催。日本選手では上田仁、村松雄斗、坪井勇磨、戸上隼輔の4人が出場した。
【ドイツ・ブンデスリーガ】
■第1節
〈ブレーメン 3-1 ボルシア・ドルトムント〉
○ゲラシメンコ 3-1 ニュイティンク
アギーレ 0-3 リンド○
○ファルク 3-0 リ・ヨンイン
○ゲラシメンコ 3-2 リンド
〈ザールブリュッケン 3-2 バート・ホンブルク〉
マイスナー 1-3 K.カールソン○
○村松 3-2 アンドラシュ
○E.イオネスク 3-2 坪井
村松 1-3 K.カールソン○
○マイスナー/E.イオネスク 3-0 坪井/アンドラシュ
★村松雄斗通算成績:単1勝1敗
★坪井勇磨通算成績:単0勝1敗/複0勝1敗
〈ケーニヒスホーフェン 3-0 ミュールハウゼン〉
○シュテガー 3-0 O.イオネスク
○ゼリコ 3-1 メンゲル
○上田 3-0 ベルトラン
★上田仁通算成績:単1勝0敗
〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 グリュンヴェッターズバッハ〉
○シェルベリ 3-2 テオドロ
○ボル 3-2 ワルサー
○チウ・ダン 3-2 デノドレス
〈フルダ・マーバーツェル 3-1 オクセンハウゼン〉
ムン・ファンボー 0-3 戸上○
○オフチャロフ 3-0 プーニャ
○高承睿 3-0 アビオドゥン
○オフチャロフ 3-0 戸上
★戸上隼輔通算成績:単1勝1敗
〈ベルクノイシュタッド 3-1 グレンツァオ〉
○ジャー 3-0 ムラデノビッチ
ラッセンフォッセ 1-3 馮翊新○
○ドゥダ 3-1 クビク
○ジャー 3-2 馮翊新
村松所属のザールブリュッケンと坪井所属のバート・ホンブルクは開幕戦で対戦。2シーズンぶりに1部復帰となったバート・ホンブルクは新加入のK.カールソン(スウェーデン)が2勝をあげる活躍を見せたが、2-3で敗戦。1部デビュー戦となった坪井も単複2敗を喫した。一方、ザールブリュッケンはフランチスカ(ドイツ)とヨルジッチ(スロベニア)をWTT参戦で欠きながらもきっちりと勝利を奪った。
ブンデスリーガ2シーズン目の上田はベルトラン(フランス)を完封してシーズン白星発進。チームもプレーオフ進出を争うであろうミュールハウゼンを相手にストレートで勝利して好スタートを切った。オクセンハウゼンに2シーズンぶりに復帰した戸上はムン・ファンボー(ドイツ)を下すも、オフチャロフ(ドイツ)にはストレートで敗戦。チームもゴーズィ(フランス)とカルデラノ(ブラジル)を欠き、コーチのプーニャ(ルーマニア)が出場するなど苦戦を強いられた。
オクセンハウゼンを破ったフルダ・マーバーツェルは今季よりチームに加わったオフチャロフと高承睿(チャイニーズタイペイ)が2人で3勝をあげる期待どおりの活躍。ここ数シーズンは下位に低迷しているが、新戦力の加入で巻き返しを図る。
5連覇を狙うボルシア・デュッセルドルフはシェルベリ(スウェーデン)、ボル(ドイツ)、チウ・ダン(ドイツ)とベストメンバーが開幕戦に登場。3試合ともフルゲームまでもつれながらも最後は勝ち切り、グリュンヴェッターズバッハを3-0で沈めた。国際大会から退いたボルだが、ブンデスリーガでは今シーズンが現役ラストイヤー。チームとしてもレジェンドの最後のシーズンにかける思いは強いだろう。
バート・ホンブルクとともに今シーズンから1部に昇格したボルシア・ドルトムントはリンド(デンマーク)、ニュイティンク(ベルギー)、リ・ヨンイン(中国)と新加入のサウスポー3人を起用したが、リンドの1勝にとどまり、1部初勝利はならず。とはいえ、この3人がコンスタントに出場できればプレーオフ進出争いにも加わりそうだ。
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