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大会報道

国民スポーツ大会は各種目でベスト4が出揃う。成年男女では地元・佐賀県が準決勝に進出

10月5〜9日にかけて佐賀・基山町総合体育館で開催されている「第78回国民スポーツ大会 卓球競技」。本日で各種目のベスト4が出揃った。

●成年男子準決勝組み合わせ
東京都 VS 愛知県
佐賀県 VS 大分県

成年男子は地元・佐賀県が2年連続のベスト4入りを決めたほか、愛知工業大のメンバーを揃えた愛知県、名豊OBの大分県、東京都が準決勝へとコマを進めた。東京都、大分県は本日行われた試合で敗れたものの、東京都は青森県、大分県は高知県との直接対決との結果でリーグ1位に。愛知県は強敵である山口県を予選で下して堂々の1次リーグ1位、佐賀県も広島県との激戦を乗り越えて全勝で1次リーグを通過した。

広島県戦では2勝をあげた佐賀県の有延

充実の戦いぶりを見せる愛知県。写真は2022年世界選手権日本代表の横谷

大分県を牽引する江藤

 

●成年女子準決勝組み合わせ
青森県 VS 茨城県
佐賀県 VS 東京都

1次リーグが行われず、初戦からトーナメントで行われている成年女子では青森県、茨城県、佐賀県、東京都が準決勝進出。佐賀県はここまで全試合ストレート勝利と、地元の声援に応えるかのような会心の試合を続けている。また、要注目なのが青森県。3回戦では前回大会優勝の岐阜県を、4回戦では香川県をともに3-2で破るなど抜群の勝負強さを見せている。

パワフルな両ハンドが魅力の笹尾(佐賀県)

準々決勝の香川県戦の5番で勝利した船場(青森県)

学生時代には全日学で2連覇を達成した黒野(東京都)

 

●少年男子準決勝組み合わせ
山口県 VS 京都府
兵庫県 VS 愛知県

少年男子では優勝候補の山口県と愛知県に加え、準々決勝で強豪である神奈川県を破った京都府、島根県を破った兵庫県がそれぞれ準決勝に進出。2連覇を目指す山口県は中学生の岩井田と中野の活躍はもちろんのこと、3番に出場する渡辺の活躍が要所で光っている。また、快進撃を続けている京都府は、永井と池田の2枚看板が大きな存在感を見せている。

山口県のエース・岩井田

準々決勝の神奈川県戦で2勝をあげ、チームを勝利に導いた永井

 

●少年女子準決勝組み合わせ
大阪府 VS 岡山県
高知県 VS 愛知県

少年女子は大阪府、岡山県、高知県、愛知県が準決勝に進出。青木と竹谷という2人のインターハイチャンピオンを擁する大阪府が優勝候補だが、他の3チームも粒揃いだ。

岡山県のエース・面手。明日の準決勝では大阪府メンバーとの激戦が予想される

 

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