ブラジル・カスアスドスルで開催中の第24回夏季デフリンピック卓球競技。日本は5日に行われた予選リーグで男女とも2位で準決勝進出を果たし、銅メダル以上が確定。昨日は男女団体の準決勝・決勝が行われ、日本は女子が銀メダル、男子が銅メダルを獲得した。(写真提供:デフ卓球日本代表・梅村正樹監督)
【女子団体】
◆準決勝
日本 3-2 ポーランド
◆決勝
日本 0-3 ウクライナ
→銀メダル
【男子団体】
◆準決勝
日本 0-3 ウクライナ
→銅メダル
日本女子は準決勝でポーランドと対戦。相手エースのガブリエラに2点を奪われるも、3番に起用された中学2年生の山田萌心がきっちり得点をあげ、ラストで川﨑瑞恵が勝利し決勝へ。決勝では予選リーグで敗れたウクライナとの再戦となり、2番で亀澤理穂がフルゲームまで粘りを見せるも0-3で敗れた。しかし、前回大会の銅メダルからひとつランクアップの銀メダルを手にした。
予選リーグを2勝2敗、三つ巴となった末に抜け出した日本男子はウクライナと対戦。亀澤史憲、井藤博和が1ゲームを奪ったが、強豪を崩せずストレートで敗れて銅メダル。前回大会では派遣基準を満たせずに出場できなかった日本男子だが、2大会ぶりのデフリンピックで、まずは1つ目のメダル獲得だ。
デフリンピック卓球競技は、1日の休養日を挟み、個人戦がスタート。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目が行われる。
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