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欧州リポート

ドイツ・ブンデスリーガはPOが開幕。ボルシア・デュッセルドルフはヒヤヒヤの白星

 ドイツ・ブンデスリーガ男子1部はシーズン王者を決めるプレーオフ(PO)がスタート。昨日、準決勝第1戦が行われた。

 

【2021-2022 ドイツ・ブンデスリーガ】

●プレーオフ第1戦 ※カッコ内はレギュラーシーズンの順位

〈ボルシア・デュッセルドルフ(1位) 3-2 フルダ・マーバーツェル(4位)〉

 K.カールソン 9、8、-8、-11、-9 カッサン○

 ボル -8、10、11、-11、-8 ムン・ファンボー○

○チウ・ダン 5、8、6 アルナ

○シェルベリ -11、6、10、6 カッサン

○K.カールソン/チウ・ダン 6、4、-6、7 アルナ/ムン・ファンボー

 

〈ザールブリュッケン(2位) 3-0 ミュールハウゼン(3位)〉

○フランチスカ 6、5、6 Da.ハベソーン

○ヨルジッチ 6、-6、10、15 イオネスク

○ポランスキー -7、7、9、9 ベルトラン

 

 レギュラーシーズンを20勝2敗という圧倒的な成績で戦い抜いたボルシア・デュッセルドルフは、レギュラーシーズン4位でプレーオフに進んだフルダ・マーバーツェルに苦戦。K.カールソン(スウェーデン)がゲームカウント2-0から逆転負けを喫すると、2番のボル(ドイツ)もゲームをリードしながら21歳のムン・ファンボー(ドイツ)に金星を献上し、後がなくなる。

 しかし、3番でチウ・ダン(ドイツ)がアルナ(ナイジェリア)をストレートで下し、4番でも個人成績1位に輝いたシェルベリ(スウェーデン)が勝利。最後はダブルスが白星をあげ、3-2でフルダ・マーバーツェルを破ったが、ヒヤヒヤのプレーオフ開幕となった。

単複で勝利をあげ、チームを救ったチウ・ダン(写真は2021年世界選手権)

ボルを破ったムン・ファンボー(写真提供:WTT)

 

 準決勝もう1試合はレギュラーシーズン2位のザールブリュッケンが、プレーオフ初出場のミュールハウゼンを圧倒。フランチスカ(ドイツ)、ヨルジッチ(スロベニア)の2枚看板がきっちり勝利をあげ、初戦を快勝で飾った。

 プレーオフ準決勝は2戦先勝の最大3試合制。第2戦は5月15日に開催予定となっている。

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