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デフリンピック卓球競技は感染者増による出場辞退で幕切れ。日本代表は3つのメダルを手に帰国

 ブラジル・カシアスドスルで行われていた第24回夏季デフリンピック卓球競技。5月9日までに3つのメダルを獲得し、10日からシングルスに挑んでいた日本代表だったが、シングルス決勝トーナメントが行われる11日、日本選手団がデフリンピック全競技への出場辞退を発表。日本選手団149名のうち、新型コロナウイルスの感染者が11名となり、選手団の命と安全を最優先に考えた結果、全競技・すべての試合への出場を辞退することとなった。

 卓球競技は男子団体で銅メダル、女子団体で銀メダル、女子ダブルスで亀澤理穂/川﨑瑞恵が銅メダルを獲得。デフ卓球日本代表を率いた梅村正樹監督は「最低限のメダルを獲ることができたのは良かったと思う。ただ、今日のシングルスでもメダルの可能性があったので、出場辞退は残念。来年はタイペイで世界選手権があるので、また応援お願いします」とコメント。無念の途中棄権となったが、3つのメダルをつかんだデフ卓球日本代表に心から拍手を送りたい。

 

【日本代表最終成績】

男子団体:銅メダル(井藤博和、川口功人、亀澤史憲、灘光晋太郎)

女子団体:銀メダル(亀澤理穂、川﨑瑞恵、立石里吏、山田萌心)

女子ダブルス:亀澤理穂/川﨑瑞恵・銅メダル

男子団体:銅メダル

女子団体:銀メダル

女子ダブルス:銅メダル(亀澤理穂/川﨑瑞恵)

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