12月1日よりスタートしたITTF混合団体ワールドカップ。3日、日本は第1ステージ(グループリーグ)最終戦に臨み、ポーランドに8-0で完勝した。
〈日本 8-0 ポーランド〉
萩原啓至/笹尾明日香 4、7、8 ブラシュチク/ボグダノウィッチ
赤江夏星 10、10、10 バヨル
田中佑汰 13、6 セレフスキ
トップの混合ダブルスで、日本はそれまで起用していた萩原啓至/赤江夏星のペアから萩原啓至/笹尾明日香ペアに変更。1ゲーム目は相手の男子選手、ブラシュチクの思い切りの良いプレーに押される場面もあったが、要所で萩原のストレートへのチキータが決まり、ラリー戦になれば、笹尾が対応力の高さを発揮して一気に3ゲームを連取。
続く2番では、今大会シングルスで初の起用となった赤江がパリ五輪女子シングルスベスト16の実力者、バヨルと対戦。バヨルの打球点の早いコンパクトなスイングのバックハンドに手を焼き、1ゲーム目は4-8、2ゲーム目もゲームポイントを握られたが、攻めのプレーを貫いて逆転。
3ゲーム目も一進一退となったが、勝負強さを見せて勝利し、日本はあっという間に6-0のリード。勝利まで残り2ゲームに迫った。
続く3番では、田中佑汰が1ゲーム目を苦しみながらもジュースで奪うと、2ゲーム目は危なげない試合運びを見せ、日本の無失点勝利を決めた。
これにより、日本はグループリーグ1位で第2ステージに進出。本日(4日)14時(日本時間)より行われる第2ステージ初戦で日本はアメリカと対戦する。
●試合方式
1番:混合ダブルス
2番:女子シングルス(1番に出場していない選手)
3番:男子シングルス(1番に出場していない選手)
4番:女子ダブルスor男子ダブルス
5番:男子ダブルス or 女子ダブルス
*4・5番の順番は試合前に監督同士で決める
*それぞれの試合は3ゲームスマッチ(3‐0か2‐1)で、先に8ゲームを獲得したチームが勝利
●日本チームメンバー
男子:田中佑汰(個人)、吉山僚一(日本大)、萩原啓至(愛知工業大)、川上流星(木下アカデミー)
女子:森さくら、笹尾明日香、赤江夏星(以上、日本生命)、面手凛(山陽学園高)
写真提供:ITTF
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