5月28日・6月6日・6月8日の3日間の日程で行われた関西学生選手権が終了(会場:兵庫・兵庫県立総合体育館 他)。シングルスでは佐藤匠海(関西学院大)、鶴岡菜月(神戸松蔭女子学院大)が頂点に立った。(写真提供:関西学生卓球連盟/馬渡卓也・能津桂)
優勝:佐藤匠海(関西学院大)
準優勝:内田智也(龍谷大)
3位:屋敷大(立命館大)、津村優斗(関西大)
ベスト8:篠原明伸(龍谷大)、三谷尚輝(立命館大)、大野聖弥(関西学院大)、富澤俊(同志社大)
内田智也 9、-7、-6、7、2、10 津村優斗
佐藤匠海 4、8、-5、-4、6、7 屋敷大
佐藤匠海 -7、7、6、10、-11、9 内田智也
シード勢が続々と敗れる波乱の展開の中、優勝をつかんだのは1年生の佐藤。春季リーグではわずか1試合の出場だったが、一気に関西の頂点に立った。関西学院大は昨年の吉田勝紀に続いて2年連続の関西学生選手権男子シングルス優勝。
準優勝の内田は、昨年優勝の吉田、一昨年優勝の津村を破って決勝進出。バランスの取れた攻守で佐藤からも2ゲームを奪った。
優勝:鶴岡菜月(神戸松蔭女子学院大)
準優勝:皆川優香(大阪成蹊大)
3位:山形あすか(近畿大)、謝嘉琪(龍谷大)
ベスト8:木塚陽菜(神戸松蔭女子学院大)、枝廣瞳(神戸松蔭女子学院大)、竹村和(同志社大)、山本真由(同志社大)
皆川優香 -5、-3、3、3、10、7 山形あすか
鶴岡菜月 1、4、8、7 謝嘉琪
鶴岡菜月 -7、9、5、-10、10、7 皆川優香
女子シングルスは皆川の3連覇を阻んだ鶴岡に栄冠。5回戦で原田夏鈴(同志社大)に2ゲームを先行されるも逆転で勝利。山本、謝嘉琪を破って決勝に進むと、接戦で皆川を下して優勝を果たした。神戸松蔭女子学院大からは令和元年度大会の鈴木理彩以来3年ぶり6人目の関西学生女王誕生。
苦戦を乗り越えて決勝に進んだ皆川は3連覇ならず。入学から関西学生主催試合では負けなしだったが、この決勝が初めての黒星となった。3位の山形は枝廣に勝利し、皆川にもゲームカウント2-0とリードするなど今大会好調だった。
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