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欧州リポート

ドイツ・ブンデスリーガ プレーオフ切符の行方は最終節へ

 ドイツ・ブンデスリーガは昨日第21節の3試合(他3試合は消化済み)が終了。この試合でグリュンヴェッターズバッハが勝利すれば、4位でのプレーオフ進出が決定したが、惜しくも敗戦。プレーオフ進出最後のひと枠をめぐる争いは、3月のレギュラーシーズン最終節に持ち越された。

【2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ】

◆第21節

〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-2 グリュンヴェッターズバッハ〉

 ワルサー -11、7、-11、11、-5 コズル○

○シェルベリ -9、7、7、-10、11 王熹

○K.カールソン 5、6、5 ラスムッセン

 ワルサー -9、-7、10、-6 王熹○

○K.カールソン/シェルベリ 6、6、4 ラスムッセン/コズル

 

〈ベルクノイシュタッド 3-2 グレンツァオ〉

 ミノ -10、-1、9、-8 R.デヴォス○

○ドゥダ 6、5、3 サルツァー

○ロブレス 11、9、5 スゴウロポウロス

 ドゥダ -8、-9、-9 R.デヴォス○

○ロブレス/ミノ 7、10、-2、7 サルツァー/スゴウロポウロス

 

〈ノイ・ウルム 3-0 フルダ・マーバーツェル〉

○アポロニア 7、-13、9、-11、8 エーメ

○ルベッソン 13、6、5 フィルス

○シドレンコ 6、7、-10、-8、3 ムン・ファンボー

 

 この日行われた試合でグリュンヴェッターズバッハが勝利し、ノイ・ウルムが敗れた場合、グリュンヴェッターズバッハにとって初のプレーオフ進出が決定する。しかし、グリュンヴェッターズバッハはすでにレギュラーシーズン1位を決めているボルシア・デュッセルドルフをあと一歩まで追いつめながらも惜敗。一方のノイ・ウルムはトップでアポロニア(ポルトガル)が21歳のエーメ(ドイツ)に3度マッチポイントを握られながらも逆転で勝利をあげると、ルベッソン(フランス)、シドレンコ(ロシア)も続き、ストレートでフルダ・マーバーツェルを下した。

3度のマッチポイントをしのいで勝利のアポロニア(写真は2019年ヨーロッパ選手権)

 

 

★順位表(2月23日時点)

1位:ボルシア・デュッセルドルフ(19勝2敗) ※PO進出決定済み

2位:ザールブリュッケン(15勝6敗) ※PO進出決定済み

3位:オクセンハウゼン(15勝6敗) ※PO進出決定済み

4位:グリュンヴェッターズバッハ(12勝9敗)

~~~~~~~プレーオフ進出~~~~~~~

5位:ノイ・ウルム(12勝9敗)

6位:ケーニヒスホーフェン(11勝10敗)

7位:ミュールハウゼン(11勝10敗)

8位:ブレーメン(11勝10敗)

9位:ベルクノイシュタッド(11勝10敗)

10位:フルダ・マーバーツェル(5勝16敗)

11位:グレンツァオ(3勝18敗)

12位:バート・ホンブルク(1勝20敗)

 

 これでグリュンヴェッターズバッハとノイ・ウルムは勝敗数で並び、得失マッチ数でグリュンヴェッターズバッハ(49勝41敗)がノイ・ウルム(43勝38敗)を上回って4位につけている。

 レギュラーシーズン最終戦となる第22節はカタールでのWTT2大会が終了した後、3月21日に開催予定。対戦カードは4位のグリュンヴェッターズバッハは7位のミュールハウゼン、5位のノイ・ウルムは6位のケーニヒスホーフェンとなっており、勝負の行方は読めない。

 グリュンヴェッターズバッハは勝利すればプレーオフへ進出が決まり、敗れた場合でもノイ・ウルムが敗れれば得失マッチで上回って4位でレギュラーシーズンを終える。ノイ・ウルムが逆転でプレーオフへ進むには勝利が絶対条件。ケーニヒスホーフェンから勝利を収め、グリュンヴェッターズバッハが敗れれば、こちらもプレーオフに初めて進むこととなる。

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