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第53回全中が北海道で開幕。団体は決勝トーナメント進出13校が出揃う

 本日より北海道・苫小牧市総合体育館にて第53回全国中学校卓球大会(全中)がスタート。大会初日の今日は男女団体の予選リーグが行われ、決勝トーナメントへ進む13校が決定。試合後には組み合わせ抽選が行われ、明日の対戦カードが決定した。決勝トーナメントの組み合わせは下記のとおり。

 

【男子決勝トーナメント】

●1回戦

A:長森(岐阜)vs.明徳義塾(高知)

B:桜ヶ丘(鳥取)vs.城南(石川)

C:上宮(大阪)vs.中間東(福岡)

D:愛工大名電(愛知)vs.実践学園(東京)

E:明豊(大分)vs.松徳学院(島根)

準々決勝

出雲北陵(島根)vs.1回戦Aの勝者

1回戦Bの勝者vs.1回戦Cの勝者

野田学園(山口)vs.1回戦Dの勝者

1回戦Eの勝者vs.浜松修学舎(静岡)

 

 男子は予選リーグで大きな波乱はなし。3連覇を狙う愛工大名電は尾久八幡(東京)戦で1点を落とすなど苦しむ場面もあったが2勝で決勝トーナメントへ。他にも野田学園、中間東、出雲北陵、明徳義塾、松徳学院など上位常連校が決勝トーナメントへ駒を進めた。

 各校主将による決勝トーナメントの抽選では、野田学園が準々決勝から登場するシードを引き当てたが、愛工大名電がそのシード下に入るというドローに。昨年の全中と今春の選抜を制した愛工大名電と、両大会とも決勝で愛工大名電に敗れた野田学園の対戦となれば明日の最注目カードとなる。

連覇を目指す愛工大名電、決勝トーナメントは野田学園のシード下に入った。写真は吉山

注目ルーキー・岩井田が加わった野田学園は初優勝なるか

長森は大東(福井)との5番までもつれる接戦を制して決勝トーナメントへ

 

【女子決勝トーナメント】

●1回戦

A:四天王寺(大阪)vs.吉江(富山)

B:武蔵野(東京)vs.浜松修学舎(静岡)

C:山陽学園(岡山)vs.明豊(大分)

D:中間東(福岡)vs.大間々(群馬)

E:益田(島根)vs.松戸六(千葉)

準々決勝

明徳義塾(高知)vs.1回戦Aの勝者

1回戦Bの勝者vs.1回戦Cの勝者

貝塚第二(大阪)vs.1回戦Dの勝者

1回戦Eの勝者vs.土佐女子(高知)

 

 女子は今年3月の中学選抜で3位となった横浜隼人(神奈川)が四天王寺と同グループとなり、予選リーグで姿を消したが、他は概ね順当に強豪校が決勝トーナメントへ進出。昨年の全中で初優勝を果たした貝塚第二、決勝で貝塚第二に敗れ、連覇がストップした四天王寺の大阪2校が優勝戦線をリードする。両校は同都道府県ということで、決勝トーナメントは対の山にドロー。再び決勝の舞台で顔を合わせるか。

前回女王の貝塚第二は三島(左)・深山の1年生ペアも2戦とも盤石の勝利

激戦区となった女子Fブロック。春の選抜3位の横浜隼人は、四天王寺から1ゲームも奪えず敗戦と、厳しい結果となった

女子随一の激戦となった松戸六vs名経大高蔵。ラストで石川が渾身のプレーで勝利

 

 大会2日目の明日は男女団体でベスト4までが決定。シングルスもスタートし、こちらは一気に4回戦(ベスト8決定戦)までが進行する。

 

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