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愛工大名電、全中3連覇ならず。野田学園がライバル対決制して準決勝へ

 北海道・苫小牧市総合体育館で開催されている全国中学校卓球大会(全中)は大会2日目。団体は準々決勝までが行われ、明日の準決勝進出チームが決定した。男子では愛工大名電が野田学園に1-3で敗れ、3連覇の夢が潰えた。

 

【男子団体準々決勝】

明徳義塾(高知) 3-1 出雲北陵(島根)

中間東(福岡) 3-0 城南(石川)

野田学園(山口) 3-1 愛工大名電(愛知)

浜松修学舎(静岡) 3-1 松徳学院(島根)

 

〈野田学園 3-1 愛工大名電〉

○渡辺 -8、11、6、5 持田

 木村 -9、2、-3、-6 吉山○

○大坪/中野 5、-6、9、14 佐々木/原井

○岩井田 -6、6、5、5 日髙

 岡本 --- 杉浦

 

 愛工大名電と野田学園は前半で名電・吉山、野田・渡辺が1点ずつを取り合って同時進行の3・4番へ。野田学園は4番で1年生の岩井田が日髙に1ゲームを先行されながら3-1で逆転勝利。3番のダブルスより先に試合を終わらせ、勝利に王手をかける。ダブルスも野田学園の大坪/中野が試合を優位に進め、ゲームカウント2-1の4ゲーム目に10-8でマッチポイント。しかし、愛工大名電の佐々木/原井が追いつき、その後もマッチポイントをしのいで食らいついたが最後は野田学園ペアに軍配。野田学園が昨年の全中、今春の選抜を制した愛工大名電を下し、初優勝に大きく前進した。

最後は大坪/中野が振り切って愛工大名電を破る

4番できっちり仕事を果たしたルーキーの岩井田

3連覇を目指した愛工大名電だったが、準々決勝で姿を消した

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