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卓球オジサン並木V>22を打つ「ひと言で言えば『ぶっ飛ぶラバー』ですね。めちゃくちゃ気持ち良いラバーですね。驚きました」

この日、卓球王国編集部に集まったのは元日本リーガー(シチズン時計)たち。
現役時代、そのたたずまいに思わず「サムライ並木」と命名した「並木佑介」。実践学園高、明治大を経て、シチズンに入社し、全日本選手権ランカーにもなった男。俊敏なフットワークでコートを駆け、ドライブを放つ。今ではSNS上で「卓球オジサン」として名を馳せ、各地で「ドライブの引き合い」をしている。もはや、サムライの面影はない、卓球大好きなおじさんになった。

次に、久保田隆三。実践学園高から早稲田大に進み、全日本学生チャンピオンになっている。もともとブロックのタッチと、コートから下がってロビングでのしのぎがうまかったオールラウンドプレイヤー。卓越したボールタッチを持ちながら、決定打不足に泣いた男だ。今でも週1回ペースで卓球を楽しんでいる。

そして、しんがりは東山高から早稲田大に進み、シチズン時代には全日本社会人選手権優勝した中野祐介。シチズン退社後、公務員として広島の福山市役所に勤務。卓球の腕は落ちているが、「ビッグマウス」と言われた口だけは達者。

話題のVICTASのV>22とV>20を、インナー仕様、「ZX ギア イン/木材5枚+Zカーボン2枚」に貼って試打してもらった。

 

最近twitterでじわじわ人気を集めている並木さん。元全日本ランカー

 

「分厚く当ててスピードボールを

出そうとするとめちゃくちゃ

気持ち良いラバーですね」

並木佑介のコメント

V>22はひと言で言えば「ぶっ飛ぶラバー」ですね。直線的なドライブを打とうとするとイメージ通りのすごいスピードボールが出ます。ただ、前陣で下回転に対してループドライブを打とうとすると薄く当てないとオーバーミスが出ます。分厚く当ててスピードボールを出そうとするとめちゃくちゃ気持ち良いラバーですね。驚きました。
ドライブのイメージを感じたあとに、台上技術をやって、飛んでいくのかなと思ったら結構ストップレシーブがやりやすい。不思議ですね。寛容性、鈍感力かな。ぼくは今「テナジー05」を使っているんですけど、ちょっと似ているところを感じました。ドライブの飛び方や感覚です。
前陣でのカウンタープレーや中陣から一発で点を取ろうとする選手には向いていますね。ドライブの引き合いでも飛んでいくのでやりやすいし、そこではコントロールは問題ない。唯一難しいのは前陣、中陣での回転系のループドライブのときにオーバーミスには気をつけたい。慣れたら大丈夫でしょうね。上手い人ならブロックも問題ないでしょうね。

V>20は台から離れての打ち合いではV>22ほどは飛んでいかない。その代わり、弧線があるので、どんなボールでもドライブをすると入ってくれる感覚があります。V>20のほうが「テナジー05」に近いと聞いていたんですけど、ぼくは逆にV>22のほうが「テナジー05」に似ているかなと感じました。V>22は「テナジー80」に近い感じですかね。安定していろんな技術ができる。その中でもV>22はスピードボールに特化しているラバーですね。
先日、国際卓球で試打したんですね。そのときはなんのラバーか気にしないで、打ったら、やはりV>22はスピードが出るという感想を持ちました。その試打の時、この組み合わせ良いなと思ったのは「ヒノカーボンパワー」とV>22の組み合わせでした。今日はインナー(ゼクスギアイン)ですが、ヒノカーボンパワー」との組み合わせがめちゃくちゃ良くて、もっともっと飛んでいって、ラリーがめちゃくちゃ楽しくなります。
V>20に合うなと思ったのは「リアムピッチフォード」のラケットとの組み合わせでした。レシーブもやりやすい、ループドライブも良かった。全体的にすごくやりやすかった。レシーブでもビタと止まった。ブロックもやりやすかった。
今日の試打、最高でしたね。

 

シチズンの久保田さんは元全日本学生チャンピオン

 

「ぼくが現役なら、V>22を使いたい。

両面をV>22にしますね」

久保田隆三のコメント

V>22のほうが硬く感じて、ひっかかりがよく、グリップ力があります。でもV>20のほうが台上がやりやすく感じた。台上とか前陣でのプレーを重視するならV>20、ラリー戦で点を取りたいならV>22が良いと思います。
ぼくが現役なら、V>22を使いたい。両面をV>22にしますね。今日のインナーラケットでも良いと思うけど、アウターのラケットでもっと飛ばすのも良い。V>22のほうがドライブの引き合いではしっかり回転がかかります。
レシーブなどの台上はV>20のほうが飛びすぎないのでやりやすく感じます。

 

現役を退いているが口だけは現役以上の中野さん。広島から仕事で上京していた

「トップを目指したい、

勝ちたいという人はV>22.

負けたくないという人はV>20だね」

中野祐介のコメント

V>20とV>22も良いラバーですね。
V>20は使いやすくて、中上級者向けで、V>22はスピードが出るね。ただまっすぐ飛ぶからオーバーミスに注意。
車で例えるなら、V>22はBMWのスポーツカー(笑)で、抜群の安定感を持つV>20は国産のプリウス。
ーーBMW運転したことないでしょ(笑)?
ないけどね。イメージ、イメージ。
トップを目指したい、勝ちたいという人はV>22、負けたくないという人はV>20だね。これ、良いコメントだね。
ーーコメントが薄いですね(笑)。
ぼくはワルドナータイプのコメントなんです。感覚だから。V>22のほうが台上がやりやすかった。不思議だね。あんなに飛ぶラバーのに台上がやりやすい。スポーツカーなのに小回りもきく、びっくりです。
*中野さんのコメントは流してください。元全日本社会人チャンピオンとは言え、最近あまり練習してないようです。並木さんと久保田さんは今でも定期的に練習しています