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欧州リポート

ドイツ・ブンデスリーガは新シーズン開幕。注目の樊振東はまさかの2敗、篠塚大登&横谷晟はデビュー戦白星

 ドイツ・ブンデスリーガは2025-2026シーズンが開幕。昨週木曜日から日曜日にかけて6試合が開催され、日本選手では篠塚大登と横谷晟が出場。注目の樊振東(中国)もブンデスリーガデビューを飾った。

 

【ドイツ・ブンデスリーガ】
●第1節

〈ミュールハウゼン 3-1 グリュンヴェッターズバッハ〉

○メンゲル 3-1 アポロニア

 シュトゥンパー 1-3 篠塚○

○フレイタス 3-1 ワルサー

○メンゲル 3-2 篠塚

★篠塚大登通算成績:単1勝1敗

 

〈ボルシア・ドルトムント 3-1 オクセンハウゼン〉

 ニュイティンク 2-3 チリタ○

○リンド 3-0 アビオドゥン

○K.カールソン 3-0 レベンコ

○リンド 3-0 チリタ

 

〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 フルダ・マーバーツェル〉

○チウ・ダン 3-0 グルーツ

○ジャー 3-0 ムン・ファンボー

 リ・ヨンイン 2-3 オフチャロフ○

○ジャー 3-1 グルーツ

 

〈ブレーメン 3-2 バート・ホンブルク〉

 ゲラシメンコ 1-3 横谷○

○ベルトラン 3-2 アンドラシュ

○ファルク 3-1 ペレス

 ゲラシメンコ 2-3 アンドラシュ○

○ファルク/ベルトラン 3-0 エーメ/横谷

★横谷晟通算成績:単1勝0敗/複0勝1敗

 

〈グレンツァオ 3-1 ケーニヒスホーフェン〉

 ムラデノビッチ 1-3 ベルテルスマイヤー○

○アレグロ 3-1 Da.ハベソーン

○ウォーカー 3-2 シュテガー

○クビク 3-1 Da.ハベソーン

 

〈ベルクノイシュタッド 3-1 ザールブリュッケン〉

○ルイズ 3-2 樊振東

○ドゥダ 3-1 E.イオネスク

 ラッセンフォッセ 0-3 ヨルジッチ○

○ドゥダ 3-1 樊振東

 

 今シーズンよりザールブリュッケンに電撃加入した五輪王者・樊振東(中国)はデビュー戦でまさかの2失点。トップでルイズ(フランス)にゲームカウント2-1から逆転負けを喫すると、4番ではベルクにシュタッドのエース・ドゥダ(ドイツ)に敗戦。チームもホームで迎えた開幕戦

に敗れた。

 1番で樊振東を破ったルイズは世界ランキング302位の28歳。独特のタイミングのスイングとコース取りに加え、随所で逆チキータでも得点をあげて金星をあげた。

 今シーズンからグリュンヴェッターズバッハに加わった篠塚は2番で初出場・初勝利。4番でのメンゲル(ドイツ)との対戦では4ゲーム目に5度のマッチポイントをしのいで最終ゲームに持ち込んだが、最後は逃げ切られて初黒星も喫した。

 篠塚と同じく今シーズンからブンデスリーガに挑む横谷も昨シーズン22勝をあげたゲラシメンコ(カザフスタン)に勝利し、1部初白星。ラストのダブルスでは敗れ、チームも黒星発進となったが、まずまずのスタートと言えるだろう。

デビュー戦でまさかの2敗を喫した樊振東(写真は2024年世界選手権)

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