ドイツ・ブンデスリーガはプレーオフ準決勝第2戦が行われ、ザールブリュッケンが第1戦に続いて3-2で勝利。プレーオフ決勝進出を決めた。
【2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ】
◆プレーオフ準決勝第2戦
〈ザールブリュッケン(2位) 3-2 オクセンハウゼン(3位)〉
フランチスカ -3、-8、-7 カルデラノ○
○ヨルジッチ -17、6、10、-6、6 ゴーズィ
○尚坤 12、5、9 クルジツキ
ヨルジッチ -8、6、-10、-7 カルデラノ○
○フランチスカ/尚坤 11、-10、-6、8、7 ゴーズィ/クルジツキ
→ザールブリュッケンが決勝進出
ザールブリュッケンは1番のフランチスカ(ドイツ)がカルデラノ(ブラジル)にストレートで敗れるも、2番のヨルジッチ(スロベニア)がゴーズィ(フランス)をフルゲームで破る。3番では第1戦ではフランチスカを追いつめたクルジツキ(ポーランド)に対し、尚坤(中国)が完勝して王手をかけた。オクセンハウゼンはカルデラノがこの日2勝目をあげてラストに持ち込んだが、フランチスカ/尚坤が逆転勝利をあげて、2連勝で決勝へと駒を進めた。
ザールブリュッケンはこれで3シーズン連続でプレーオフ決勝進出。昨シーズン、初優勝をつかむ原動力となったフランチスカ、尚坤のツインエースに加え、ヨルジッチもさらに成長している。プレーオフ準決勝ではヨルジッチを2点起用し、フランチスカ、尚坤の2人にダブルスを任せるなど、選手起用にも幅が出てきた。
すでに決勝進出を決めているボルシア・デュッセルドルフとのレギュラーシーズンでの対戦成績は1勝1敗。1回目の対戦ではボル(ドイツ)、シェルベリ(スウェーデン)、K.カールソン(スウェーデン)を並べたボルシア・デュッセルドルフにザールブリュッケンがストレートで勝利。2回目の対戦ではヨルジッチがボルから勝利をあげたが、尚坤に代わって起用したレバジャッチ(セルビア)が敗れてボルシア・デュッセルドルフに軍配があがっている。
2シーズンぶりの王座奪還を目指したオクセンハウゼンは準決勝で終戦。2勝をあげたカルデラノは来シーズンからはロシア・プレミアリーグのオレンブルクに移籍。この試合がオクセンハウゼンでのラストゲームとなった。
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