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WTTコンテンダー ドーハ、男子単でカルデラノ(ブラジル)が連続V。その他4種目で中国勢が栄冠

1月15〜21日にかけてカタール・ドーハで開催されたWTTコンテンダー ドーハ。すでに21日に終了している混合ダブルスを除く、男女シングルス、男女ダブルスの4種目で優勝者が決定した。

男子シングルスは、準決勝で向鵬(中国)との激闘を制し、決勝では張禹珍(韓国)を破ったカルデラノ(ブラジル)が優勝。決勝では、張禹珍の固いブロックに苦しむ場面も見られたが、後半は鋭い両ハンドで得点を重ね、4-1で勝利。カルデラノがWTT2大会連続で頂点に輝いた。

男子シングルス優勝のカルデラノ(ブラジル)

女子シングルスは、3度の同士討ちを制した范思琦(中国)に栄冠。決勝は、先週行われたWTT コンテンダー ダーバンの準決勝で対戦した張瑞(中国)との再戦となった。両者ともに一歩も譲らない展開が続いたが、最後はラリーで力を発揮した范思琦に軍配が上がった。

女子シングルス優勝の范思琦

男子ダブルスは、安定感ある勝ち上がりを見せた周愷/于子洋(中国)が優勝。決勝では、前半で安宰賢/趙勝敏(韓国)の伸び伸びとしたプレーに押されるも、後半、要所での攻撃が光り、周愷/于子洋が3-1で優勝を決めた。

男子ダブルス優勝の周愷(右)/于子洋

女子ダブルスでは、蒯曼/張瑞(中国)がWTT2大会連続V。申裕斌/田志希との決勝では、激しいラリーの応酬が続いたが、最後は要所をきっちり押さえた蒯曼/張瑞が勝利を決めた。また、蒯曼は混合ダブルスと合わせて2大会連続となる2冠に輝いた。

女子ダブルス優勝の蒯曼(左)/張瑞

写真提供:WTT

 

☆WTTコンテンダー ドーハ大会記録

※日本選手の出場なし

〈男子シングルス〉

●準々決勝

カルデラノ(ブラジル) 9、11、5 袁励岑(中国)

向鵬(中国) 8、8、6 李尚洙(韓国)

張禹珍(韓国) 11、-4、-6、6、7 林鐘勲(韓国)

林詩棟(中国) 7、8、5 フレイタス(ポルトガル)

●準決勝

カルデラノ 9、-13、-9、10、9 向鵬

張禹珍 8、4、7 林詩棟

●決勝

カルデラノ 10、-11、3、12、7 張禹珍

 

〈女子シングルス〉

●準々決勝

劉煒珊(中国) 9、7、6 銭天一(中国)

范思琦(中国) 12、-9、6、9 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)

張瑞(中国) 陳熠(中国)

バトラ(インド) 6、9、-4、-5、7 崔孝珠(韓国)

●準決勝

范思琦 -2、9、3、11 劉煒珊

張瑞 6、-2、4、2 バトラ

●決勝

范思琦 -6、-5、5、7、9、-7、5 張瑞

 

〈男子ダブルス〉

●準々決勝

林鐘勲/張禹珍(韓国) W/L 黎昕祐/馮翊新(チャイニーズタイペイ)

安宰賢/趙勝敏(韓国) 8、-11、-10、9、8 No.アラミヤン/Ni.アラミヤン

袁励岑/向鵬(中国) -9、4、10、8 エチェキ/スーディ(ハンガリー)

周愷/于子洋(中国) 11、9、6 何鈞傑/黃鎮廷(香港)

●準決勝

安宰賢/趙勝敏 -5、9、4、-10、11 林鐘勲/張禹珍

周愷/于子洋 9、-5、9、8 何鈞傑/黃鎮廷

●決勝

周愷/于子洋 -5、7、7、9 安宰賢/趙勝敏

 

〈女子ダブルス〉

●準々決勝

ポルカノバ/スッチ(オーストリア/ルーマニア) -6、8、8、9 ディアコヌ/シャオ・マリア(ルーマニア/スペイン)

申裕斌/田志希(韓国) -9、4、7、7 パラナン/S.サウェータブット(タイ)

蒯曼/張瑞(中国) -12、9、8、9 朱成竹/杜凱琹(香港)

崔孝珠/李ジオン(韓国) 5、2、5 ピッコリン/ヴィヴァレッリ(イタリア)

●準決勝

申裕斌/田志希 5、5、-5、8 ポルカノバ/スッチ

蒯曼/張瑞 -4、8、7、7 崔孝珠/李ジオン

●決勝

蒯曼/張瑞 -5、5、8、9 申裕斌/田志希

 

〈混合ダブルス〉

●準々決勝

林詩棟/蒯曼(中国) 11、7、6 エチェキ/マダラシュ(ハンガリー)

黄鎮廷/杜凱琹(香港) 7、13、-10、7 ガルドス/ポルカノバ(オーストリア)

林鐘勲/申裕斌(韓国) 6、7、7 張禹珍/田志希(韓国)

グナナセカラン/バトラ(インド) 9、9、5 ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)

●準決勝

林詩棟/蒯曼 11、7、6 黄鎮廷/杜凱琹

林鐘勲/申裕斌 6、-9、7、8 グナナセカラン/バトラ

●決勝

林詩棟/蒯曼 4、7、7 林鐘勲/申裕斌

 

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