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欧州リポート

男子ECLベスト4が決定。エンヌボンはV候補を追いつめるも惜敗

ドイツ・デュッセルドルフで開催されている2020-2021男子ヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)は昨日、準々決勝が終了。グループリーグを1位通過した優勝候補4チームが順当に準決勝へと駒を進める結果となった。

【2020-2021 男子ECL】
※第5ゲームは6ポイント先取
◆準々決勝
〈ザールブリュッケン(ドイツ) 3-2 エンヌボン(フランス)〉
フランチスカ -9、6、-9、-6 ニュイティンク○
尚坤 -8、-10、-5 O.アサール○
○ヨルジッチ 12、-5、13、-10、6-3 リンド
○尚坤 -6、-6、6、6、6-4 ニュイティンク
○フランチスカ 12、9、-7、-9、6-4 O.アサール

〈ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ) 3-1 スポルティング(ポルトガル)〉
○ボル -10、4、15、7 アビオドゥン
○シェルベリ 7、4、8 カルバリョ
K.カールソン -4、-8、4、7、4-6 モンテイロ○
○ボル 7、10、6 カルバリョ

〈オレンブルク(ロシア) 3-0 ロスキレ(デンマーク)〉
○フレイタス 8、-10、11、-9、6-4 メイス
○サムソノフ 6、9、17 ルンクイスト
○オフチャロフ 4、6、3 ベンツェン

〈UMMC(ロシア) 3-1 ボゴリア(ポーランド)〉
ピッチフォード -6、-11、6、-10 シルチェク○
○グルーツ 7、2、-9、7 バドフスキー
○プツァル -8、8、9、6 レジンスキー
○ピッチフォード 6、8、-5、9 バドフスキー

●準決勝対戦カード
・UMMC vs. ボルシア・デュッセルドルフ
・オレンブルク vs. ザールブリュッケン

準決勝進出4チームは、昨シーズンと同じ顔ぶれに。ザールブリュッケンはエンヌボン相手に大苦戦。前半でフランチスカ(ドイツ)、尚坤(中国)とツインエースが立て続けに敗れる想定外の展開に。3番のヨルジッチ(スロベニア)がリンド(デンマーク)を何とかフルゲームで振り切ると、4、5番もフルゲームで連勝し、敗戦間際から逆転で準決勝進出を決めた。エンヌボンは今シーズンから加入したO.アサール(エジプト)、リンドの活躍で優勝候補を追いつめたが大魚を逃した。
39歳のメイス(デンマーク)、42歳のルンクイスト(スウェーデン)、52歳のベンツェン(デンマーク)というベテラン陣でグループリーグを突破したロスキレはオレンブルクにストレートで敗戦。トップでメイスがフレイタス(ポルトガル)にフルゲームまで迫ったが、以降は力の差を見せつけられた。ボルシア・デュッセルドルフはK.カールソン(スウェーデン)がモンテイロ(ブラジル)に不覚を取ったが、3-1で勝利。UMMCに敗れたボゴリアはギオニス(ギリシャ)をTリーグ参戦で欠いており、「もしギオニスがいれば」という試合内容だった。

準決勝は1日空いて12月17日の開催。ザールブリュッケンとUMMCは優勝すれば今回が初。オレンブルクは2シーズンぶり6度目、ボルシア・デュッセルドルフは3シーズンぶり12度目の優勝となる。

※写真提供:ETTU

負ければ敗退、ゲームカウント0-2の場面で踏ん張った尚坤

エンヌボンに新加入のO.アサールは尚坤をストレートで撃破

2得点のボル。チームを3シーズンぶりの優勝に導けるか

K.カールソンから勝利をあげたベテランのモンテイロ

オフチャロフは大ベテランのベンツェンに完勝

元世界3位・メイスはフレイタスに迫るが惜敗

1番で敗れたピッチフォードだが、4番で準決勝進出を決め、吠えた

強打者・シルチェクはピッチフォードを下した

 

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