卓球王国 2024年10月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
欧州リポート

ECL女子はタルノブジェクが2連覇。9試合を戦い無失点で完全優勝を達成

 ヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)女子は決勝第2戦が行われ、タルノブジェク(ポーランド)とメスTT(フランス)が対戦。第1戦に続きタルノブジェクが3-0で勝利を収め、見事ECL2連覇を決めた。

 

【ヨーロッパチャンピオンズリーグ女子】

◆決勝第2戦

〈タルノブジェク(ポーランド) 3-0 メスTT(フランス)〉

○ハン・イン 6、8、9 ディアコヌ

○ヤン・シャオシン 2、13、-7、7 タイラコワ

○サマラ 7、8、8 シャスラン

→2戦合計の結果、タルノブジェクが優勝

 

 タルノブジェクは第1戦に3-0で勝利し、大きなアドバンテージを持って臨んだ第2戦でも快勝。3マッチで1ゲームを与えたのみの快勝でECL2連覇を決めた。ハン・イン(ドイツ)、ヤン・シャオシン(モナコ)、ユ・フ(ポルトガル)という帰化選手にサマラ(ルーマニア)が揃う布陣は強力。第2ステージのリーグ戦から決勝トーナメント合わせて9試合を戦い1マッチも落とさない完全優勝となった。堂々の優勝となったタルノブジェクだが、サマラとハン・インの2人は翌日の便でWTTチャンピオンが行われる中国へと飛び立つということで祝勝会はしばらく経ってからとのこと。

 メスTTはベルリン・イーストサイド(ドイツ)、リンツ・フロシュベルク(オーストリア)という優勝候補を破って決勝に進むも、タルノブジェクの地力に屈し、快進撃は決勝でストップとなった。

第1戦は出番のなかったサマラが優勝を決めた(写真は2022年世界選手権)

関連する記事