日本ではいよいよ東京五輪が開幕したが、クロアチア・ヴァラジュディンではヨーロッパユース選手権が2年ぶりに開催。長い歴史を持つ欧州のジュニア選手たちのシニアへの登竜門となる大会だ。7月18日からはU19の選手で争われるジュニアカテゴリーの試合が行われ、24日までに7種目が終了。ジュニアの各種目の入賞は下記のとおり。(写真提供:ETTU)
【ジュニア男子団体】
優勝:ポーランド
準優勝:フランス
3位:ルーマニア
4位:スペイン
【ジュニア女子団体】
優勝:ルーマニア
準優勝:ロシア
3位:フランス
4位:トルコ
【ジュニア男子シングルス】
優勝:シュトゥンパー(ドイツ)
準優勝:クルチェツキ(ポーランド)
3位:バン(クロアチア)、A.ルブラン(フランス)
【ジュニア女子シングルス】
優勝:アブラミアン(ロシア)
準優勝:マリニナ(ロシア)
3位:Ca.ルッツ(フランス)、Ch.ルッツ(フランス)
【ジュニア男子ダブルス】
優勝:クルチェツキ/クビク(ポーランド)
準優勝:モビレアヌ/イオネスク(ルーマニア)
3位:シュトゥンパー/リンダー(ドイツ)、バン/アンドラシュ(クロアチア/ハンガリー)
【ジュニア女子ダブルス】
優勝:アブラミアン/マリニナ(ロシア)
準優勝:クレー/ボンダレバ(ドイツ)
3位:ザデロバ/アラポビッチ(チェコ/クロアチア)、ブルジスカ/ウェルゴス(ポーランド)
【ジュニア混合ダブルス】
優勝:A.ルブラン/ルッツ(フランス)
準優勝:モビレアヌ/ザハリア(ルーマニア)
3位:バン/アラポビッチ(クロアチア)、クルチェツキ/ブルジスカ(ポーランド)
ジュニア男子シングルス決勝はともにドイツ・ブンデスリーガ1部のノイ・ウルムでプレーするシュトゥンパーとオクセンハウゼンでプレーするクルチェツキの対戦となったが、4-2でシュトゥンパーが勝利。昨年のヨーロッパユーストップ10に続き、ユースカテゴリーの欧州タイトル獲得となった。前回の2019年大会では混合ダブルスで優勝を飾り、今大会でも団体、男子ダブルスで頂点に立ったクルチェツキだったが、3冠達成はならなかった。
ジュニア女子決勝はロシア勢の同士討ちとなり、アブラミアンがストレートで勝利し初優勝。決勝を争ったマリニナとは女子ダブルスでも優勝を果たしており、見事2冠女王に輝いた。
U15の選手たちで争われるカデットの種目は7月27日よりスタート。男女シングルス、ダブルスの決勝は8月2日に行われる予定となっている。
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