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インターハイ2024

女子学校対抗はベスト8が決定。選抜準Vの横浜隼人はリベルテに敗戦、地元・鎮西学院は武蔵野に迫るも惜敗

 女子学校対抗は3回戦が終了し、ベスト8が決定した。試合の結果は下記のとおり。

 

●女子学校対抗3回戦

明徳義塾(高知) 3-0 鳥取城北(鳥取) 

山陽学園(岡山) 3-0 滋賀学園(滋賀)

桜丘(愛知) 3-0 希望が丘(福岡) 

八戸工業(青森) 3-1 山形城北(山形) 

進徳女子(広島) 3-1 和洋国府台(千葉) 

遊学館(石川) 3-0 正智深谷(埼玉) 

武蔵野(東京) 3-1 鎮西学院(長崎) 

リベルテ(大阪) 3-0 横浜隼人(神奈川)

 

 選抜準優勝の横浜隼人はリベルテに敗戦。2本柱の岩木仁香/桧山夏望のダブルスも1ゲームを奪うに止まった。地元・長崎の鎮西学院は武蔵野を追い詰めるも惜敗。ダブルスで勝利し、4番に出場した1年生の松本優奈もフルゲームまで迫るなど接戦を展開し、会場を沸かせた。

インハイで初の表彰台を狙った横浜隼人だが3回戦で姿を消す

大声援を受けて善戦した鎮西学院。全力で戦い抜いた

鎮西学院を振り切った武蔵野は久々の準々決勝進出

 

 初出場の八戸工業は勢い止まらず山形城北も破って一気にベスト8入り。昨年は青森商業がベスト8に進んだが、2年連続で青森の公立勢が躍進を見せている。

 女子山形勢として久しぶりのベスト16入りを果たした山形城北も、チャンスはあったが八戸工業に惜敗。昨年度の東北選抜では八戸工業に3-0で勝利していただけに、悔しい敗戦となった。それでも布川友昭監督は「1番のエース対決で勝ちきれなくて、流れをつかめなかったのかなと。今年のチームは去年より実力は下かもしれないけど、チームワーク良くやってきて、その成果を出してくれたと思います」と選手を讃えた。

初出場で一気に準々決勝へと進んだ八戸工業

山形城北は敗れたものの、ハツラツとした戦いぶり

遊学館はOGであり2019年大会シングルス優勝の出雲美空が監督としてベンチ入り

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