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インターハイ2024

女子学校対抗決勝は桜丘vs.リベルテに。山陽学園と遊学館はベスト4で終戦

 女子学校対抗は準決勝が終了し、明日の決勝に進む2チームが決定した。

 

●女子学校対抗準決勝

〈桜丘(愛知) 3-1 山陽学園(岡山)〉

 田旻一 6、-5、-7、-11 面手○
○栗山 7、6、4 齋木
○栗山/山室 5、-5、7、10 面手/西川
○山室 9、7、5 西川

 

 伝統校同士の一戦は桜丘に軍配。昨年のインハイシングルス3位の田旻一、同準優勝の栗山を1・2番に並べた桜丘に対し、山陽学園はエースの面手の勝利で1点をもぎ取る。面手の単複2勝に期待したい山陽学園だったが、攻守が目まぐるしく入れ替わるラリー戦の末、ダブルスを奪ったのは桜丘。4番では山室が逆転で1ゲーム目を奪うと、そのままストレートで勝利してチームの決勝進出を決めた。

 山陽学園はここ2年は初戦敗退と苦しんでいたが、2016年大会以来の3位。田代監督は「満足はしていないし、悔しさも残る」と語りながらも「彼女たちのやってきたことは出せたと思うし、『強くなる』という部分では成長を感じられた一戦でした」と選手たちの頑張りを評した。

桜丘は今大会初めて前半にオーダーされた栗山がきっちり勝利

勝負のダブルスを奪って大きく決勝に近づく

山陽学園はエースの面手が一矢報いる

山室のカットに苦しんだ西川は無念の2失点

 

〈リベルテ(大阪) 3-0 遊学館(石川)〉

○上澤 10、9、7 日下部
○竹谷 2、8、6 久冨
○上澤/吉本 15、7、9 清水/日下部

 

 ここまで無失点で勝ち上がってきたリベルテはこの試合でも遊学館を圧倒。1ゲームも与えずに1時間ほどで試合を終わらせた。遊学館は1番で1年生エースの日下部が積極的に上澤に向かっていったが、自力に勝る上澤に跳ね返されて敗戦。カットの清水と左腕・日下部の変則ダブルスは1ゲーム目に何度もゲームポイントを握ったが、あと1本が遠かった。

初優勝に向けて疾走するリベルテ。無失点で決勝へ駒を進めた

日下部をはじめ、有望な1年生が揃う遊学館は来年も注目のチーム

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