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インターハイ2024

鎮西学院高が女子学校対抗でベスト16進出!地元・長崎勢が大声援を受けてインターハイの舞台に立つ!

長崎・大村市で開催されているインターハイ。長崎県代表として男女各2校ずつが本日行われた学校対抗に挑んだ。

長崎県代表として出場した4校のうち、明日行われる3回戦に駒を進めたのが女子代表の鎮西学院。2回戦では今大会で40回目のインターハイ出場となる福井商業(福井)を下した。

試合では1番で主将の野田が敗れ、2番の川原もゲームカウント0-2とリードされる苦しい展開に。しかし、ここから川原が逆転で勝利すると、試合後に松井監督が「勝負の鍵だった」と語った松橋/野田のダブルスもフルゲームで勝利。4番の松橋は中野に対してゲームカウント2-1とリードするも、4ゲーム目は互いに譲らぬ接戦に。それでも、「応援のおかげで自分を奮い立たせて、自分で点数を取る気持ちで望みました」と、強気な姿勢を貫くと、ジュースで4ゲーム目を取り切って見事勝利。チームを2年ぶりのベスト16へと導いた。

2番で逆転勝利した川原

4番で試合を決めた松橋

「オーダー的には良かったけど、力的には4対6で福井商業さんの方が上だったと思います。ただ、うちの子たちも地元開催ということで力が入っていて、そういう部分が勝ちにつながったと思います。正直、最後までどちらに転んでもわからない試合だったかなと思います」(松井監督)

「びっくりしてるけど、とてもうれしいです。応援はすごく力になりました。一点取るたびにダブルスでもこっちが圧倒されるくらい圧がすごくて、こんなに応援が力になるんだなと感じたし、すごく勇気づけられてどんどん良いプレーができました」(野田主将)

ベスト16進出を決めた鎮西学院女子卓球部

また、女子の第2代表である長崎女子商業は1回戦で明秀日立(茨城)に敗北。男子の第1代表である鎮西学院は2回戦で静岡学園(静岡)に、第2代表の瓊浦は富田(岐阜)に敗れるも、鎮西学院は静岡学園から1点を奪うなど地元で存在感を見せた。

鎮西学院

瓊浦

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