「回転はお金で買える」。昨秋、ドニックがリリースした『ブルーストームPRO』『ブルーストームPRO AM』はそんな言葉が出てきそうなラバーだ。『PRO』の名前のとおり、ターゲットは世界のトップ選手。彼らが満足できるだけの性能を追求して開発されており、ドニック契約選手の間でも使用者が増加している。
名前こそ『ブルーストーム』だが、これまで発売されていた『ブルーストーム』シリーズとは仕様が異なり、ワンランク上の性能を目指している。ドニックの日本代理店を務めるイルマソフトの瀧澤光功さんに話を聞くと、特段意識せずとも、従来のラバーに比べて自然と回転量がアップするようなラバーだという。価格もこれまでの『ブルーストーム』シリーズより税込価格で2,000円近くアップしているのだが、その金額分の回転性能を十分に体感できると話す。実際に『ブルーストームPRO』を使用して今年1月の全日本男子シングルスでベスト16に入った鈴木颯選手(愛工大名電高)も「ナチュラルに回転がかかってくれるラバー」とコメント。同じくハイエンドモデルの『ブルーストームZ1ターボ』とはタイプの異なる回転性能だとも語る。
これだけの話を聞くと、その性能を味わってみたくもなるが、瀧澤さん曰く「スポンジ硬度50度の『PRO』は本当にパワーのある上級者向け」とのこと。そんな中でオススメはスポンジ硬度47.5度の『ブルーストームPRO AM』だという。中級者層であれば、こちらでも十分な威力が出せて、ラバー本来のポテンシャルを感じることができるそうだ。
トップ選手を唸らせるだけのポテンシャルを秘めた反面、「回転をかけるのが苦手」という人にとっても、救世主となるかもしれない『ブルーストームPRO』。その詳細は本日発売の別冊『卓球グッズ2022』で!
【ブルーストームPRO】
●スピン系テンション裏ソフト
●カラー:レッド・ブラック
●厚さ:MAX・2.0㎜
●スポンジ硬度:50度
●¥8,580(税込)
【ブルーストームPRO AM】
●スピン系テンション裏ソフト
●カラー:レッド・ブラック
●厚さ:MAX・2.0㎜
●スポンジ硬度:47.5度
●¥8,580(税込)
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