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MLTTのアトランタ・ブレイザーズ、次期ヘッドコーチに板垣孝司氏を招聘

アメリカのプロ卓球リーグ(MLTT)のアトランタ・ブレイザーズは、次期ヘッドコーチとして板垣孝司氏を招聘した。板垣氏は、23日に退任したスージー・バティソン氏の後任を務める。同氏は、ブレイザーズにとって2シーズンで2人目のヘッドコーチとして、9月開幕予定の「シーズン4」から指揮を執ることになる。

板垣氏は「MLTTは若いリーグだが、多くの可能性を秘めている。選手、チーム、そしてリーグの発展のために全力を尽くしたい」と抱負を述べた。

板垣氏は2016年からドイツ・卓球ブンデスリーガのTSVバート・ケーニヒスホーフェンで指導にあたってきた。同氏の指揮下でチームは2018年に1部昇格を果たし、2024年と2025年にはリーグ3位に食い込むなど躍進。これまでに宇田幸矢(世界ランク29位)、上田仁といった有力選手を指導してきた実績を持つ。

ドイツに渡る前、板垣氏は日本の青森山田学園で14年間指導に携わった。同校では水谷隼、及川瑞基(同72位)、そしてニューヨーク・スライスのスター選手である丹羽孝希など、数多くの日本人スター選手の育成に関わった。

かつての教え子である丹羽は、「板垣コーチは英語が非常に堪能で、卓球に対して極めて情熱的かつ献身的だ。中学・高校時代の恩師であり、私に大きな影響を与えてくれた人物である」と語っている。

また、板垣氏の娘である板垣心花(こはる)は、2025年12月のITTF世界ユース選手権U15女子シングルスを制しており、現在は同カテゴリーで世界ランク18位に位置している。

ブレイザーズは、昨シーズン(シーズン3)を5勝13敗(155ポイント)で終えた。MLTT参入初年度となった同シーズンは、リーグ全体9位、東地区4位という結果であった。オーナーのスコット・ステイプルズ氏は「板垣氏をMLTTとアトランタ・ブレイザーズに迎えることができ、非常に期待している」とコメントした。

チームには大島祐哉など、複数の日本人選手が所属している。大島は「日本にいた頃から板垣コーチをよく知っている。彼の存在はアトランタにとって大きな強みになるだろう」と確信を口にした。
(MLTT公式WEBサイトより)

※写真:アトランタ・ブレイザーズ、次期ヘッドコーチに招聘された板垣孝司氏(提供:Phillipp-Wohlfart)

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